NATROMはやっぱ化学物質過敏症をよく知らない。 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

NATROM 2013/09/24 19:03
>化学物質過敏症には免疫異常もある事を忘れたのですか?


よしんば化学物質過敏症に免疫異常もあるとしても、採血で「ホルムアルデヒドに反応するかは血液検査で解かる」ことにはなりません。血液検査で解かるのなら負荷試験を行う必要などなかったではないですか。


>化学物質アレルギーなら超微量でも反応しますがそれも忘れた様ですね。


石川哲先生らは、アレルギーですら反応しないような超微量でもCSでは反応すると主張しています。これはつまりCSでは反応しうる超微量の「化学物質」にアレルギーでは反応しないということですね。


>化学物質過敏症に1部分と言える化学物質アレルギーなのに配慮が足りないでしょう。


「化学物質過敏症の1部分と言える化学物質アレルギー」というrunさんのお考えは一般的ではありません。なぜなら、他の疾患が否定的であることがMCSの要件の一つとして挙げられているからです。たとえばカレンの基準(1987)では「他の病気の原因を疑う余地はない」とあります。アレルギーで説明可能であれば、それはアレルギーであってMCSではありません。アレルギーでは説明できないような超微量の「化学物質」に反応するという主張が、懐疑的に見られているのです。


>普通の人に化学物質アレルギーと化学物質過敏症の区別が出来るとお思いですか?


できないでしょうね。だからこそ、「香水の自粛のお願いに化学物質過敏症を持ち出さないほうがいい」と私は主張しているのですが。「健康障害を引き起こしうるので、香水の自粛をお願いする」というお願いであれば、化学物質アレルギーと化学物質過敏症の区別ができない一般の方にも通じる上、余計な誤解を与える心配がありません。


>残念ながらこの方法が通用するのは長年愛用していたタバコだけ、薬物耐性もある私は稀な患者といえますが一部の化学物質は徹底して避けない方が鋭敏(過敏ではない)にならずに済みます。


ご愛用のタバコであっても有害物質は生じます。まさしく「長年愛用していたタバコ」には反応しないという事実が、runさんの真の病態について重大な示唆を与えてくれます。「徹底して避けない方が鋭敏(過敏ではない)にならずに済みます」という主張には賛成です。臨床環境医学批判のテキストには繰り返しそうした主張が書かれています(たとえばMICHAEL K et al., Am Fam Physician. 1998)。


>減感作はリスクが高いがちゃんとした治療法、文句はアレルギー学会へでもどうぞ。


いくらでも反論が可能ですが、二点だけ。

(1)患者が自己流で減感作療法を行うことは危険です。自己流の「減感作療法」をアレルギー学会が認めているのですか?それとも「減感作療法的にタバコを吸っていた」というのは、ご自身の判断でなく、医師の指示のもとで行ったのですか?
(2)アレルギー学会が認めている減感作療法はアレルゲンに対する反応を抑制するために行っています。アレルゲンに対する反応を抑制する目的は、アレルゲンへの曝露が避けられない(花粉など)か、あるいはQOLのため(牛乳製品を食べたいなど)です。さて、runさんが「減感作療法的にタバコを吸っていた」目的は何ですか?今後、「タバコをたくさん吸うことが避けられない」状況に陥る予定でもおありだったんですか?それとも、「タバコを吸って楽しみたい」という目的でもあったのでしょうか?


>化学物質過敏症は超微量で必ず反応する訳では無い、化学物質が原因と思われる様々な症状を引き起こすのが化学物質過敏症ですよ。

百歩譲って「受動喫煙でも能動喫煙でも反応しない」なら「タバコの煙中の化学物質には反応しない患者もいるのだ」で説明可能ですが(それでもどうかと思うが)、受動喫煙で様々な症状が引き起こされるのに能動喫煙では起こらないことが説明できません。


>事実を公表して何か問題でも?都合悪いんですか?


都合は悪くありません。「普通の臭覚閾値の100分の1であっても気分が悪くなる人がいるかどうか」という問題は、「臭覚閾値以上の柔軟剤で気分が悪くなる人がどれほどたくさんいるか」「事故情報データバンクシステム検索ランキング1位」という問題とはまったく異なるという「事実」をこちらも述べたまでで。問題を切り分けましょう。


>確かに無害とは言ってないね(o´・ω・)´-ω-)ウン。それはゴメン。
>しかしかなり懐疑的でかなり低い確率だとは言ってますね。


「気分の悪くなる人がいる以上、有害です」と明確に述べています。香りの成分が向精神薬原料であるかどうかは相対的にはどうでもいい話です。香りの成分が向精神薬原料であろうとなかろうと、気分の悪くなる人がいればそれは有害です。さらに、臭覚閾値以上の香料が有害であろうとなかろうと、普通の臭覚閾値の100分の1であっても気分が悪くなる人がいるかどうかとは別問題です。問題を切り分けましょう。


>香害は健常者でも起こっている事です、否定しても仕方ない事だし事実は知っておいて損はないでしょう。


というわけで私は否定していません。「臭覚閾値以上の香害については、化学物質過敏症とは別の問題である」と言っているだけで。問題を切り分けましょう。


>なおタチオンを処方する臨床環境医が問題と言ってましたが薬物過敏症の方にはグルタチオンを含む食材を摂る様に勧めていますね。


誰が「薬物過敏症の方にはグルタチオンを含む食材を摂る様に勧めて」いるのですか?エビデンスも無く「薬物過敏症の方にはグルタチオンを含む食材を摂る様に勧め」るのは問題ですよね。標準医療では勧めないと思います。


>やはり事実を知らないで批判だけしてる事は間違いないでしょう。


化学物質過敏症に対してタチオンの有効性を調べたまともな臨床試験が存在しないという事実を確認した上で批判しています。タチオンに限らず、臨床環境医はRCTで証明された有効な治療法をたったの一つも見つけていません。


>結果無視とはさすがカリスマですね。


Danish EPAの結論は、私の主張を補強こそすれ、否定するものではありません。

run 2013/09/25 02:10
>問題を切り分けましょう。


それはまた別、世の中で起こっている事を情報として書いているのが今ですね。
議論なんかしないというスタンスを忘れましたか?


>誰が「薬物過敏症の方にはグルタチオンを含む食材を摂る様に勧めて」いるのですか?エビデンスも無く「薬物過敏症の方にはグルタチオンを含む食材を摂る様に勧め」るのは問題ですよね。標準医療では勧めないと思います。


結構多いですが宮田先生、ふくずみ先生などですね。
エビデンスレベルは薬物過敏症以外には高い、国立病院機構盛岡病院はタチオン以外基本的に使わない程です。


>化学物質過敏症に対してタチオンの有効性を調べたまともな臨床試験が存在しないという事実を確認した上で批判しています。タチオンに限らず、臨床環境医はRCTで証明された有効な治療法をたったの一つも見つけていません。


タチオンどころか化学物質過敏症患者に処方される薬は効能に「化学物質過敏症」の文字はありません。
ほぼ対症療法と言えるでしょう、効く人と悪化する人が存在するので効能には書けない。
そういう事情があり領域制御タスクで成果を挙げるのは難しいでしょう。
なので臨床環境医は技術屋に近いと述べています、レベルが低くてもエビデンスがあるなら駆使して何とか頑張るのは臨床環境医しか居ません。
化学物質過敏症になると自律神経、免疫異常、精神に大きく影響を与えると考えられております、内分泌物質も乱れるらしく私の血液検査はかなり謎データwww
こんな病気にRCTで立証しろと言うのが無理に近いでしょう。


>よしんば化学物質過敏症に免疫異常もあるとしても、採血で「ホルムアルデヒドに反応するかは血液検査で解かる」ことにはなりません。血液検査で解かるのなら負荷試験を行う必要などなかったではないですか。
>石川哲先生らは、アレルギーですら反応しないような超微量でもCSでは反応すると主張しています。これはつまりCSでは反応しうる超微量の「化学物質」にアレルギーでは反応しないということですね。


化学物質アレルギーだけでなく臭気過敏もお忘れになってる様ですね、いちいち書かないといけないのはさすがに面倒だなぁ。


>「化学物質過敏症の1部分と言える化学物質アレルギー」というrunさんのお考えは一般的ではありません。なぜなら、他の疾患が否定的であることがMCSの要件の一つとして挙げられているからです。たとえばカレンの基準(1987)では「他の病気の原因を疑う余地はない」とあります。アレルギーで説明可能であれば、それはアレルギーであってMCSではありません。アレルギーでは説明できないような超微量の「化学物質」に反応するという主張が、懐疑的に見られているのです。


化学物質アレルギーは基本的に1物質に反応しますがアレルギーマーチは起こります。
また「香害」という言葉も出てきた現代、香料自粛のお願いするのが社会的良心でしょう。また化学物質過敏症患者は「香害」被害の代表格。
表に出す事に問題無いと思うけどね。


>Danish EPAの結論は、私の主張を補強こそすれ、否定するものではありません。


そりゃデンマークは化学物質過敏症否定する筆頭の国ですからNATROMさんには優位でしょう。
デンマークの時点で自分が優位に立とうという姿勢が見られますね。
カナダとかの報告も調べてみたら?


で、環境という物を簡潔に答えられますかね?