NATROMに釣り針。 | 化学物質過敏症 runのブログ

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run 2013/09/24 00:16
こんなのもあるよ。
http://news.ameba.jp/20130923-198/
柔軟剤の「香害」問題 背景に匂いにワガママな人の増殖あり
から引用

NHKのニュースや新聞が大きくとりあげ、社会問題化した「香害」。(中略)
人工的な香りが原因で気持ちが悪くなったり、頭痛や吐き気がする、というケース、「ああ、あるある」とうなずいた人も多いのでは。柔軟剤の使用方法については、4人に1人が規定の量の2倍を超えている、という業界団体の調査結果もあるようです。(中略)

 国民生活センターは、香り付きの柔軟剤を使いすぎないよう消費者へ呼びかけました。同時に、業界団体に対して、過度な使用を控えるよう商品に表示したり啓発活動を行ったりするように要望したそうです。(中略)

今回の香害問題。その根底に「匂いワガママ」の増殖がありはしないでしょうか? 「匂いワガママ」とは、柔軟剤や香水は「良い」匂いとし、その他はすべて「クサイ」と決めつけること。自分が好きな匂いはOK、「芳香」はたっぷりと十分すぎるほど身につける。一方で、匂いのするものは「くさい」「悪臭」と嫌悪し、消臭に走る。(中略)

>NHKのニュースや新聞が大きくとりあげ、社会問題化した
とまで書いてあるのに文句ある人の神経が解からない。
匂いワガママさんなんですかねぇ?
ちなみに超微量とは関係ない、大分化学物質過敏症が改善した私でも普通の量でイチコロになる、
香害は健常者でも起こっている事です、否定しても仕方ない事だし事実は知っておいて損はないでしょう。


run 2013/09/24 05:50
NATROMさん
亀レスですが
>たとえば、

>As long as MCS has not been recognised as a disease using scientific medical criteria, the condition cannot be registered in the International Classification of Diseases version 10 (ICD-10) of the WHO. It is, therefore, not included in the Danish medical statistics.

とか、

>The American College of Occupational and Environmental Medicine is the forum in the US with most MCS experts. In 1999 it recommended the use of the name "idiopathic environment-related intolerance (IEI)" instead of MCS. The new name corresponds better with the present knowledge or lack of knowledge concerning the condition (ACOEM, 1999). Idiopathic implies that the cause of the illness is unknown. This is a better and more appropriate name.

とか、

>It is surprising that the holistic illness model does not include the possibility of psychological factors being involved in the pathogenesis of the illness.

とかも、「肯定的」 と解釈されたのですね。


ああ、それは違うだろうね。
けど何故これらは掲載しないのかねぇ?

Danish EPA / Environmental Project no. 988, 2005
Multiple Chemical Sensitivity, MCS
Version 1.0 March 2005
Martin Silberschmidt, ms consult
翻訳版より 
6.4.2 心因性要素


環境病を持つ人々のグループに対する多くの調査は、これらのグループの人々は、そうでない人々よりもしばしば、人格障害、鬱と不安症状、及び、身体的及び心気症的症状になりやすいということを示している。

それらの全ては、これらの人々は隠された感情的問題を抱えているかもしれないということを示している(Black, 1993)。一方、匂い過敏症(悪臭症(cacosmia))が増進した人々は不安を感じたり鬱になりやすい(Ashford & Miller, 1998)。

 人格的要素がMCSの機序に関係しているかもしれない。ストレスのある環境では女性は男性に比べてより早く身体的症状を進展させやすい。

慢性不安の経験ある人は全て抑圧感を持ち、不快感と健康不良を感じる。

 これらの要素はまた、環境病を含む他の病気に関連して言及されている。

これらの要素はおそらく、MCSの病原論の背後で精神身体的要素として重要である。

 レズノフ(2000)は、MCS患者が引き金物質に曝露した時に過換気症(hyperventilation)を伴う恐怖反応の典型的兆候を観察した。

彼は、MCSに関連するいくつかの引き金症状は過換気状態の間に脳を循環する血流中の生理学的反応によって説明することができるという事実に言及している。

 環境病の患者13人中7人は、病気になる前に不安及び鬱を経験していた(Simon, 1990)。職業誘発環境病の補償を求めて提訴している90人中38人の中に(62人は多種症状)、鬱、不安、ストレス、精神身体的症状のような精神医学的診断が見られた。

何人かは複数の診断があった。しかし、彼等が環境病になる前は、誰も精神医学的診断を持たなかった(Terr, 1989)。

精神医学的診断の数及び分類は報告されなかった。

 フィードラー(1996)は、彼女の患者の中で発生する精神医学的診断の頻度を折々に調査した。

36人のMCS又は化学物質過敏症(CS)と18人のコントロールからなる調査で、その36人のうちの何人かは精神医学的病気を持っていたか過去に持ったことがあった。

しかし、36人の内の半分以上は精神医学的診断を持ったことがなかった。MCS、CS又は慢性疲労症候群(CFS)の96人及びコントロール・グループは神経生理学及び標準化された神経医学テストを受けた。精神医学的病気を示す異常なテスト結果が、コントロールグループより、MCS、CS及び慢性疲労症候群(CFS)の3つのグループの中に多く見られた。

しかし、MCS患者の74%、CS患者の38%、及びCFS患者の61%は正常なテスト結果であった。


6.8 結論

 MCSに関連する原因と機序の明確な知識と科学的な文書はまだ存在しない。記述された機序で除外されているものはない。

 現在、ほとんどの研究者は下記の点に同意している。

機序は、ひとつあるいはそれ以上の生理学的及び心理学的要素の相互反応に基づいている。
MCSは主に、他の人々より外部環境影響に容易に反応しやすい人々の中に見られる。
 次の仮説を提唱することができる。:
 MCSの背後にある病気の機序は、特に病気に罹りやすい人々に関し、脳中枢への生物学的及び心理学的な両方の影響に関連している。


結果無視とはさすがカリスマですね。


runより:6,4は同じ項目の中にある言葉ですよ、NATROMが都合主義という事が見えてきますね。

化学物質過敏症には精神も絡んでいるので心因性はゼロでは無いと思います、発症前の生い立ちを振り返る事が化学物質過敏症では必要でもあるからです。

とはいえやはり中毒から始まるもんでしょうね、結論にある通り「機序は、ひとつあるいはそれ以上の生理学的及び心理学的要素の相互反応に基づいている。」と私も考えています。

精神作用が強くなるのは発症してからが大きいと思います、皆さんも同じではないでしょうか?

さて、NATROMはこの釣り針にどう「キリッ」と答えるでしょうかねwww