その2カナダ下院常任委員会報告:要約:重要な変化の方向 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・人間の健康と環境の保護に絶対的優先を与える

 

人間の健康と環境の保護は新しい法律のもとで最も重要でなければならない。

とりわけ、この指導原理は、PMRAと大臣の顧問、農薬管理顧問委員会のために制定するように、本委員会が勧告した命令に取り入れるべきである。これらの2つのグループに明瞭で曖昧でない法的権限を与えることにより、栽培者と産業の必要に対して、一般人の安全と環境への懸念のバランスをとる必要は最早ないであろう。

むしろ、一般人の安全と環境は最も重要であろう。

強化された権限は、カナダ農業食料省のような別の省に反対するように、カナダ保健省内でPMRAを作るための理由と更に一致するだろう。

また、局の二重のあるいは矛盾する使命と、産業に動かされている日程に関する現存している懸念を振り払うだろう。

 

人間の健康と環境の保護をしながら、優先する中心的なものは包括的な研究によって援助されなければならない。

農薬は、癌(脳・乳房・胃・前立腺・精巣)や小児白血病・受精能低下・甲状腺と下垂体への障害・免疫低下・発達異常・行動傷害を含む、無数の病気と発達異常で、役割を果たすことが知られ、あるいは疑われている。

しかし、害を生じるかもしれないが、証拠の重みに基づいて証明されていない農薬は、市場から引き上げられたり登録を拒否されるとは思われない。そのため、その科学的確実性を提供するために行われる研究は予防原則行動の支援が必要であることは重要である。

 

委員会は、多くの重要な領域で研究を行うことを勧告する。

一般に、より包括的で徹底的な研究を農薬の環境と人間の健康に対する影響について行わなければならない。

特に、人間の健康に対する内分泌かく乱物質の影響を検出する特殊な手順を含む、内分泌かく乱物質に関する研究を増やす緊急の必要がある。

また、合成ピレスロイドとフェノキシ除草剤のような、人間の健康への影響がいぜんとして比較的分かっていない農薬の化学グループに関しても、研究を行わなければならない。

また、総合有害生物防除戦略の場合でも研究が必要である。

もし、農薬依存が減るならば、代わりの戦略を開発することが重要である。

 

子供の特殊な弱さの認識で、子供の健康を守るためにリスクアセスメント過程で、10の追加的安全係数をとることの適切性を決定するために研究を続けるべきであると、本委員会は勧告する。

また、包括的農薬研究計画が子供の健康に関連して開発されなければならない。

それは子供の発達と生理的特性と子供の日々の活動に焦点を当てなければならない。

また、研究は胎児発達に関して汚染物質の影響を決定する必要がある。

 

これらの研究に加えて、本委員会は新しい法律のもとで、3つのデータベースを作ることを勧告する。

一つのデータベースは、国中の農薬販売と選択された農薬使用を実証し、それにより農薬使用と人間の健康や環境への害との関連を確立する中心的情報を提供する。

第二のデータベースは、農薬使用に関して報告されたあらゆる悪影響を実証する。

特に、登録者は登録条件としてこのデータベースに貢献するだろう。

登録者は日常的に登録後モニタリングを行い、観察されたあらゆる悪影響を報告することを求められるべきであることを、本委員会は勧告する。

第三のデータベースは、農薬の代わりのものに関する状況を備え、こうして汚染防止戦略を支援する重要な手段となる。