2,6-トリレンジイソシアネート | 化学物質過敏症 runのブログ

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物質名 2,6-トリレンジイソシアネート
日本語名 2,6-トリレンジイソシアネート
2,6-TDI
2,6-トリレンジイソシアナート
トリレンジイソシアナート
トリレンジイソシアネート
トルエンジイソシアネート
英語名 2,6-TOLYLENEDIISOCYANATE
1,3-DIISOCYANATO-2-METHYLBENZENE
2,6-TOLUYLENEDIISOCYANATE
2-METHL-1,3-PHENYLENEDIISOCYANATE
示性式
分子式 CH3(C6H3)(N=C=O)2
C9H6N2O2
各種コード番号 CAS番号:91-08-7
RTECS番号:CZ6310000
既存化学物質番号:3-2214

骨格 直鎖炭素鎖(飽和) 芳香族(単環) 
官能基 アルキル基(飽和) 置換フェニル基 カルボニル基 その他 
用 途 顔料,塗料 接着剤 合成樹脂 反応性射出成形品,ウレタンシーラント 
外観的特徴 外観 無色液体
臭気 刺激臭

物理的性状 分子量 174.16
沸点(℃) 129 ~133

燃焼・爆発特性 燃焼性 引火の危険性は少ないが、火災の際、容器の破裂、引火、爆発の危険性がある。
混合危険物質名 エンソサンナトリウム カエンソサンナトリウム カサンカスイソ カサンカナトリウム シヨウサンアンモニウム 

分解性 加水分解性 水に不安定

その他化学反応特記 水と反応して、炭酸ガスを発生。
法規制 水質汚濁防止法 要調査項目に係わる物質
大気汚染防止法 有害大気汚染物質
労働安全衛生法〔名称等表示〕 名称等を通知すべき有害物
化学物質管理促進法 第一種指定化学物質

条例・要綱及び指針 旧神奈川県化学物質環境安全管理指針(参考) 対象物質
旧神奈川県先端技術産業立地環境対策指針(毒性係数分類) B類物質(旧)
神奈川県化学物質の安全性影響度の評価に関する指針 人の健康への影響 A

許容濃度 日本産業衛生学会 許容濃度(ppm) 0.005
許容濃度(mg/m3) 0.035
最大許容濃度(ppm) 0.02
最大許容濃度(mg/m3) 0.14


毒性症状 皮膚につくと水泡ができる。目に入ると炎症が起こり、視力障害を残すことがある。目、鼻、のど、気管を刺激し、炎症をおこす。
発ガン性 評価機関 評価内容
IARC発癌性評価 2B[発ガン性の可能性がある物質]

取り扱い上の注意 純物質で,錆と湿気が存在しないときのみ,鉄の使用可能。工業用異性体混合物にはステンレス鋼,ニッケル,アルミニウムは容器として耐久性がある。

臭いに気ずいたときはには既に健康障害が起こっていることがある。

取扱い保護具 【皮膚】保護手袋 

【吸入】密閉と換気 

【眼】顔面シールドまたは呼吸用保護具と眼用保護具の併用 

事故時処理キーワード 水噴霧 避難を検討する 防止堤で囲む 
事故時処理概要 【危険地域内】機械を停止し,喫煙禁止,裸火を消す。

【火災】小規模火災時は,ドライケミカルか炭酸ガス。大規模火災時は,耐アルコール泡か水噴霧。加熱されている容器を水噴霧冷却し,危険地域外に搬出する。容器内に水を入れないように注意する。水が入った時は,発生ガスを放出できるように容器の密閉部を緩めておく。

【漏洩】危険のないときは,漏洩部を塞ぐ。【流水】飲料水,用水や冷却水取水者の了解を求める。必要に応じて避難する。【停留水】周囲を遮断し,危険地域内の乗物を移動させる。必要に応じて避難する。【陸上】周辺への流入を防止し,低域空間を塞ぐ。防止堤で囲み砂と土で覆い,水で湿らせ,密閉型の金属容器に詰め,アンモニア水溶液を注いだ後,安全な集積場に運ぶ。容器の蓋は緩めておく。
事故時保護具キーワード 全身防護 
事故時保護具概要 重装備の呼吸防護器具と全身防護服を着用する。

救急応急処置キーワード 医師を呼ぶ 身体保温 水洗浄(眼) 
救急応急処置概要 傷病者を危険地域外に移し,ぬれた衣服部分を脱がせ,接触した皮膚の部分を,清拭して(紙その他で),続いて石けんで洗い落とす。

傷病者の身体を冷やさない。眼に入った場合は約15分間水洗浄しながら,瞼を親指と人さし指で拡げ,眼をあらゆる方向に動かす。医師に説明し急いで医師のもとに搬送する。