無人ヘリによる農薬空中散布を考える | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出展:ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議
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・院内集会「無人ヘリによる農薬空中11月20日、国民会議は、ネオニコネットとの共催で、院内集会「無人ヘリによる農薬空中散布を考える ネオニコチノイド農薬の危険性から生態系と子どもを守ろう!」を開催した。

当日は、約30名が参加し、国会議員2名、議員秘書2名が出席した。

●橘高真佐美さん(国民会議)
 無人ヘリによる農薬空中散布は、低空から高濃度で行われるにもかかわらず、法的な規制が全くない状態だ。農水省農蚕園芸局長は無人ヘリコプター利用技術指導指針という通知を出しているが、法的な拘束力はなく、無人ヘリのオペレータや防除の主体に自主的な取り組みを期待することしかできない。

しかし、無人ヘリコプターにより散布された農薬が飛散し、近隣住民等への人体被害も発生している。

各都道府県の対応のみならず、国の抜本的な規制が必要だ。

●水野玲子さん(国民会議)
 1990年頃から、無人ヘリによる農薬空中散布にネオニコチノイド系農薬が使用されるようになり、2011年の散布面積9. 7万haにも及ぶ。

ネオニコチノイド系農薬は、無人ヘリでの散布の場合には、地上散布の100倍以上濃い濃度で散布されている。

しかし、この農薬は、すでに蜂群崩壊症候群(CDC)の原因物質との科学的証拠が集まり、人体被害も報告されている。

日本の規制は緩く、規制強化などの対策が必要だ。