業界の意見 ※2013年5月29日 追加
「エンブロイ株式会社」より
弊社といたしましては、テスト内容、方法等、適正であり、商品選択において、大きく役立つ結果であると存じます。
ただ、思った以上に一般の方々には分かりづらい様で、危険な商品のテストのように誤解されてしまったのが残念でした。
事故防止が最重要事項ですので、消費者が注意喚起して慎重に選択・使用してくれる事を願います。
その為には、メディアがもう少し内容を理解して、分かり易く消費者の方々へ情報を伝える事が必要ではと感じました。
弊社もその努力を、今後してまいります。
株式会社エンブロイ 企画開発部長 佐々木 英弘
「大木製薬株式会社」より
今回の試験結果より、当社製品『ウイルオフ バリア』(報道発表資料銘柄名No.4)に対しての指摘事項はございませんでした。
また、今後の取り組みと致しまして、関係省庁のご指導を仰ぎながら、より安全・安心な製品作りを目指してまいります。
大木製薬株式会社 信頼性保証部 品質保証責任者 橋本 光司
「株式会社ザッピィ」
「株式会社ザッピィ」より
1.弊社はこの度の発表による改善のご要望につきましては真摯に受け止め、弊社製品をお客様がより安全にご使用頂ける情報のご提供と表示に努める所存で御座いますが、貴センターより発表後の弊社への問合せで多い点「皮膚の刺激性」について実施された24時間を採用された理由を具体的にお教え下さい。
2.今回実施されたテストは、当該商品の取扱について一般に認識が浅く事故を未然に防ぐためにご使用の注意喚起をより安全に使用頂けるよう改善し、より多くの使用状況を想定した製品表示や情報を提供する事であって、弊社製品を否定するものではないと言う認識で良いでしょうか。
株式会社ザッピィ 代表取締役 福田 幸生
「株式会社ザッピィ」への商品テスト部の見解
1.化学物質の「皮膚一次刺激性試験」には、4時間接触させる方法と、化粧品等で長時間肌に付着させることがあるものについて、24時間接触させる方法とがあります。
今回のテストを行う契機となった「ウイルスプロテクター」という商品による化学熱傷の事故が、ポケットに入れていた、首にかけたまま寝てしまった等、長時間、身体に密着させることでも起きていましたので、より高い安全性を確認するため、24時間の接触時間を採用しました。
2.今回、「中等度の刺激性」があると評価された銘柄については、特に肌への接触における安全性に配慮して、商品と表示の改善に取り組んでいただきたいと考えています。
また、今回のテストは、皮膚への刺激性を中心に安全性を調べたものですが、このような商品を製造・販売する事業者においては、吸入等その他の安全性も考慮し、消費者が安全で有効に使える商品作りをしていただくよう望みます。
業界の対応 ※2013年5月29日 追加
「エンブロイ株式会社」より
?使用上の注意を全商品に付け、誤った使用方法で利用されない様工夫します。
?はっ水加工の不織布の導入を進め、水分による影響を受けにくくしていきます。
株式会社エンブロイ 企画開発部長 佐々木 英弘
「株式会社ザッピィ」より
1.弊社ホームページスタッフブログにての薬事法に抵触のおそれのある表現につきましては、不適切でありましたので該当部分を削除致しました。
2.製品の表示につきましては、ホームページ・製品「使用上のご注意」の中で、御指摘のあった項目を含めまして改善致します。
3.「皮膚刺激性」の改善につきましても使用部材等により安全にお使い頂ける素材の採用など改善に努めて参ります。
株式会社ザッピィ 代表取締役 福田 幸生
「一般社団法人 日本二酸化塩素工業会」より
この度、独立行政法人 国民生活センターの安全性調査結果より、二酸化塩素等による首から下げるタイプの除菌製品についても危害事例が数件寄せられていることを重く受け止め、当工業会は製品安全性について、以下のことをお約束させて頂きます。
1.消費者が安全かつ有効に使える商品を提供するべく、研究開発・商品改善にさらなる注力を致します。
2.当工業会において消費者に安全性を過信させるおそれがある表記を行っていた企業については速やかに表記を改めるよう指導致します。
3.二酸化塩素製品の正しい普及を目指すため、会員企業ではない企業にも、正しい表記を行うよう注意喚起や助言を致します。
また、私ども一般社団法人 日本二酸化塩素工業会は二酸化塩素製品の正しい普及、品質の向上及び製品技術等の進歩改善を図るとともに業界の健全な発展を目指し、厚生労働省、経済産業省、消費者庁、国民生活センターのご指導を仰ぎながら『安心かつ快適な生活空間を創る』という環境関連の市場構築を目指しております。
一般社団法人 日本二酸化塩素工業会 事務局 橋本 光司