航空防除農薬環境影響評価検討会報告書9 | 化学物質過敏症 runのブログ

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(1)ダイアジノン
散布区域内の散布後5日間の平均気中濃度は0.25μg/m であり、気中濃度評価値(1μg/m ) 3の25%であった。

1件だけ散布区域内で散布直後(午前7時30分)に気中濃度評価値を超える濃度(1.08μg/m )が検出された事例があるが、2時間30分後の当日午前10時には気中濃度評価値以下の0.24μg/m 、散布翌日以降は検出限界(0.08μg/m )未満まで低下している。散布区域外の散布後5日間の平均気中濃度は0.22μg/m であり、気中濃度評価値の22%であった。

(2)ピリダフェンチオン
散布区域内の散布後5日間の平均気中濃度は0.046μg/m であり、気中濃度評価値(2μg/m ) の2.3%であった。
散布区域外の散布後5日間の平均気中濃度は0.36μg/m であり、気中濃度評価値の18%であった。

(3)フェニトロチオン(MEP)
散布区域内の散布後5日間の平均気中濃度は6.5μg/m であり、気中濃度評価値(10μg/m ) の65%であった。

1件だけ散布区域内て散布直後(午前9時)に気中濃度評価値を超える濃度(22μg/m )が検出された事例があるが、当日午前10時に12μg/m 、4時間後の同午後1時には気中濃度評価値以下の4.5μg/m まで低下している。

散布区域外の散布後5日間の平均気中濃度は1.9μg/m であり、気中濃度評価値の19%であった。

(4)マラチオン
散布区域内の散布後5日間の平均気中濃度は0.51μg/m であり、気中濃度評価値(20μg/m ) の2.6%であった。
散布区域外の散布後5日間の平均気中濃度は0.47μg/m であり、気中濃度評価値の2.4%で3あった。

(5)フェノブカルブ(BPMC)
散布区域内の散布後5日間の平均気中濃度は12μg/m であり、気中濃度評価値(30μg/m ) の40%であった。

1件だけ散布区域内で散布直後(午前7時30分)に気中濃度評価値を超える濃度(58μg/m )が検出された事例があるが、2時間30分後の当日午前10時には気中濃度評価値以下の10μg/m 、散布翌日以降は検出限界(2μg/m )未満まで低下している。

散布区域外の散布後5日間の平均気中濃度は3.6μg/m であり、気中濃度評価値の12%であった。

(6)トリシクラゾール
散布区域内の散布後5日間の平均気中濃度は0.47μg/m であり、気中濃度評価値(30μg/m ) の1.6%であった。
散布区域外の散布後5日間の平均気中濃度は1.1μg/m であり、気中濃度評価値の3.7%であった。

(7)フサライド
散布区域内の散布後5日間の平均気中濃度は0.88μg/m であり、気中濃度評価値(200μg/m )の0.4%であった。
散布区域外の散布後5日間の平均気中濃度は1.6μg/m であり、気中濃度評価値の0.8%であった。

(8)ブプロフェジン
散布区域内の散布後5日間の平均気中濃度は0.15μg/m であり、気中濃度評価値(7μg/m ) の2.1%であった。
散布区域外の散布後5日間の平均気中濃度は0.16μg/m であり、気中濃度評価値の2.3%であった。

(9)フルトラニル
散布区域内の散布後5日間の平均気中濃度は0.04μg/m であり、気中濃度評価値(100μg/m ) の0.04%であった。
散布区域外の散布後5日間の気中濃度はすべて検出限界(0.05μg/m )未満であった。

(10)メプロニル
散布区域内の散布後5日間の平均気中濃度は4.8μg/m であり、気中濃度評価値(70μg/m ) の6.9%であった。
散布区域外の散布後5日間の平均気中濃度は10μg/m であり、気中濃度評価値の14%であった。


runより:空中散布された農薬は5日ぐらいではまだまだ残ると言えますね。