281 粉末モミガラ
(イネのもみ殻から得られた、セルロースを主成分とするものをいう。) イネ科イネ(Oryza sativa LINNE)のもみ殻を、微粉砕して得られたものである。主成分はセルロースである。 ガムベース Powdered rice hulls
282 ペカンナッツ色素
(ピーカンの果皮又は渋皮から得られた、フラボノイドを主成分とするものをいう。) ピーカンナッツ色素 フラボノイド
フラボノイド色素 クルミ科ピーカン(Carya pecan ENGL. et GRAEBN.)の果皮又は渋皮より、熱時水若しくは含水エタノールで抽出して得られたもの又は熱時酸性水溶液で抽出し、中和して得られたものである。主色素はフラボノイドである。褐色を呈する。 着色料 Pecan nut colour
283 ヘキサン 石油成分中、n-ヘキサンの沸点付近の留分である。 製造用剤 Hexane
284 ペクチナーゼ カルボヒドラーゼ 糸状菌(Aspergillus aculeatus, Aspergillus alliaceus, Aspergillus awamori, Aspergillus japonicus, Aspergillus niger, Aspergillus pulverulentus, Aspergillus usamii, Rhizopus oryzae, Trichoderma)、細菌(Bacillus subtilis)、担子菌(Corticium)若しくは酵母(Trichosporon)の培養液より、冷時~微温時水で抽出して得られたもの、除菌したもの、冷時~室温時濃縮したもの、又は冷時エタノール若しくは含水エタノールで処理して得られたものである。 酵素 Pectinase
285 ペクチン アカザ科サトウダイコン(Beta vulgaris LINNE var. rapa DUMORTIER)、キク科ヒマワリ(Helianthus annuus LINNE)、ミカン科アマダイダイ(Citrus sinensis OSBECK)、ミカン科グレープフルーツ(Citrus paradisi MACF.)、ミカン科ライム(Citrus aurantifolia SWINGLE)、ミカン科レモン(Citrus limon BURM. f.)又はバラ科リンゴ(Malus pumila MILLER)より、熱時水又は酸性水溶液で抽出したものより得られたもの又はこれをアルカリ性水溶液若しくは酵素で分解したものより得られたものである。成分はメチル化ポリガラクチュロン酸等の多糖類である。 増粘安定剤 Pectin
286 ペクチン分解物
(「ペクチン」から得られた、ガラクチュロン酸を主成分とするものをいう。) 分解ペクチン 「ペクチン」を、酵素で分解して得られたものである。主成分はガラクチュロン酸である。 保存料 Pectin digests
287 ヘゴ・イチョウ抽出物
(イチョウ及びヘゴの葉から抽出して得られたものをいう。) ヘゴ科ヘゴ(Cyathea fauriei COPEL.)及びイチョウ科イチョウ(Ginkgo biloba LINNE)の葉を9:1の比率で混合し、熱時水で抽出して得られたものである。 酸化防止剤 Hego-Ginkgo leaf extract
288 ヘスペリジナーゼ 糸状菌(Aspergillus, Penicillium decumbens)の培養液より、冷時~室温時水で抽出し、冷時~室温時濃縮後、冷時エタノールで処理して得られたものである。 酵素 Hesperidinase
289 ヘスペリジン ビタミンP 柑橘類の果皮、果汁又は種子より、室温時アルカリ性水溶液で抽出して得られたものである。成分はヘスペリジンである。 強化剤 Hesperidin
Vitamin P
290 ベタイン アカザ科サトウダイコン(Beta vulgaris LINNE var. rapa DUMORTIER)の糖蜜より、分離して得られたものである。成分はベタインである。 調味料 Betaine
291 ベニコウジ黄色素
(ベニコウジカビの培養液から得られた、キサントモナシン類を主成分とするものをいう。) モナスカス黄色素 紅麹
紅麹色素
モナスカス
モナスカス色素 子のう菌類ベニコウジカビ(Monascus purpureus WENT.)の培養液を乾燥し、粉砕したものより、微温時弱塩酸酸性エタノールで抽出し、中和して得られたものである。主色素はキサントモナシン類である。黄色を呈する。 着色料 Monascus yellow
292 ベニコウジ色素
(ベニコウジカビの培養液から得られた、アンカフラビン及びモナスコルブリンを主成分とするものをいう。) モナスカス色素 紅麹
モナスカス 子のう菌類ベニコウジカビ(Monascus pilosus K.SATO ex D.HAWKSWORTH et PITT, Monascus purpureus WENT.)の菌体より、室温時~微温時含水エタノール又は含水プロピレングリコールで抽出して得られたものである。主色素はモナスコルブリン及びアンカフラビン等である。赤色を呈する。 着色料 Monascus colour
293 ベニバナ赤色素
(ベニバナの花から得られた、カルタミンを主成分とするものをいう。) カーサマス赤色素 フラボノイド
フラボノイド色素
紅花赤
紅花色素 キク科ベニバナ(Carthamus tinctorius LINNE)の花又はこれを発酵若しくは酵素処理したものより、黄色素を除去した後、室温時弱アルカリ性水溶液で抽出し、中和して得られたものである。主色素はカルタミンである。赤色を呈する。 着色料 Carthamus red
294 ベニバナ黄色素
(ベニバナの花から得られた、サフラーイエロー類を主成分とするものをいう。) カーサマス黄色素 フラボノイド
フラボノイド色素
紅花黄
紅花色素 キク科ベニバナ(Carthamus tinctorius LINNE)の花より、室温時~微温時水で抽出して得られたものである。主色素はサフラーイエロー(サフロミン)類である。黄色を呈する。 着色料 Carthamus yellow
295 ベネズエラチクル
(ベネズエラチクルの分泌液から得られた、アミリンアセタート及びポリイソプレンを主成分とするものをいう。) カプーレ アカテツ科ベネズエラチクル(Manilkara williamsii STANDL.)の幹枝より得られるラテックスを、脱水したものより得られたものである。主成分はアミリンアセタート及びポリイソプレンである。 ガムベース Venezuelan chicle
296 ペプシン 動物胃粘膜又は魚類より、室温時酸性水溶液で抽出し、冷時~微温時エタノール又はアセトンで処理して得られたものである。 酵素 Pepsin
297 ヘプタン 石油成分中、n-ヘプタンの沸点付近の留分である。 製造用剤 Heptane
298 ペプチダーゼ 糸状菌(Aspergillus niger, Aspergillus oryzae, Aspergillus sojae, Rhizopus oryzae)若しくは細菌(Bacillus, Lactococcus lactis)の培養液より、冷時~室温時水で抽出して得られたもの、除菌したもの、若しくはこれより、冷時エタノールで処理して得られたもの、又は培養液を固液分離、濃縮、ろ過して得られたものである。 酵素 Peptidase
299 ヘマトコッカス藻色素
(ヘマトコッカスの全藻から得られた、アスタキサンチンを主成分とするものをいう。) カロチノイド
カロチノイド色素
カロテノイド
カロテノイド色素 コナヒゲムシ科ヘマトコッカス(Haematococcus C.A. AGARCH)の全藻を、乾燥後、粉砕したもの、又はこれを、二酸化炭素で抽出したもの、若しくは室温時含水エタノール、エタノール、アセトン、ヘキサン若しくはこれらを2種以上混合したもので抽出し、溶媒を除去したものである。主色素はアスタキサンチンの脂肪酸エステルである。橙色~赤色を呈する。 着色料 Haematococcus algae colour
300 ヘミセルラーゼ ペントサナーゼ カルボヒドラーゼ 枯草菌(Bacillus subtilis)、糸状菌(Aspergillus aculeatus, Aspergillus awamori, Aspergillus niger, Aspergillus oryzae, Aspergillus usamii, Humicola insolens, Trichoderma harzianum, Trichoderma koningii, Trichoderma longibrachiatum, Trichoderma viride)若しくは担子菌(Corticium, Pycnoporus coccineus)の培養液より、冷時~微温時水で抽出して得られたもの、除菌したもの、冷時~室温時濃縮したもの、冷時エタノール若しくは含水エタノールで処理して得られたもの、又は培養液を固液分離、濃縮、ろ過して得られたものである。 酵素 Hemicellulase