141 コメヌカ酵素分解物
(脱脂米ぬかから得られた、フィチン酸及びペプチドを主成分とするものをいう。) イネ科イネ(Oryza sativa LINNE)の種子より得られる脱脂米ぬかを酵素分解したものより、水で抽出して得られたものである。主成分はペプチド及びフィチン酸である。 酸化防止剤 Enzymatically decomposed rice bran
142 コメヌカロウ
(米ぬか油から得られた、リグノセリン酸ミリシルを主成分とするものをいう。) コメヌカワックス
ライスワックス 植物ワックス イネ科イネ(Oryza sativa LINNE)の種子より得られる米ぬか油より、分離して得られたものである。主成分はリグノセリン酸ミリシルである。 ガムベース
光沢剤 Rice bran wax
143 サイリウムシードガム
(ブロンドサイリウムの種皮から得られた、多糖類を主成分とするものをいう。) サイリウムハスク サイリウム オオバコ科ブロンドサイリウム(Plantago ovata FORSK.)の種子の外皮を、粉砕して得られたもの又はこれを温時~熱時水で抽出して得られたものである。主成分は多糖類である。 増粘安定剤 Psyllium seed gum
144 サトウキビロウ
(サトウキビの茎から得られた、パルミチン酸ミリシルを主成分とするものをいう。) カーンワックス
ケーンワックス 植物ワックス イネ科サトウキビ(Saccharum officinarum LINNE)の茎の搾汁残渣より、分離、精製して得られたものである。主成分はパルミチン酸ミリシルである。 ガムベース
光沢剤 Cane wax
145 サバクヨモギシードガム
(サバクヨモギの種皮から得られた、多糖類を主成分とするものをいう。) アルテミシアシードガム
サバクヨモギ種子多糖類 キク科サバクヨモギ(Artemisia halodendron TURCZ. ex BESS., Artemisia ordosica KRASCHEN., Artemisias sphaerocephala KRASCH)の種子の外皮を、脱脂、乾燥して得られたものである。主成分は、α-セルロースを基本骨格に持つ、中性多糖類及び酸性多糖類である。 製造用剤
増粘安定剤 Artemisia sphaerocephala seed gum Artemisia seed gum
146 酸性白土 不溶性鉱物性物質 モンモリロナイト系粘土鉱物を、精製して得られたものである。主成分は含水ケイ酸アルミニウムである。 製造用剤 Acid clay
147 酸性ホスファターゼ ホスホモノエステラーゼ 糸状菌(Aspergillus niger, Aspergillus oryzae)の培養液より、冷時~温時水で抽出し、除菌した後、冷時~室温時濃縮し、冷時エタノール若しくは含水エタノールで処理して得られたものである。 酵素 Acid phosphatase
148 酸素 O2 製造用剤 Oxygen
149 シアナット色素
(シアノキの果実又は種皮から抽出して得られたものをいう。) シアナット
フラボノイド
フラボノイド色素 アカテツ科シアノキ(Butyrospermum parkii KOTSCHY.)の果実又は種皮より、室温時弱アルカリ性水溶液で抽出し、中和して得られたものである。褐色を呈する。 着色料 Shea nut colour
150 シアノコバラミン ビタミンB12 V.B12 放線菌(Streptomyces)又は細菌(Agrobacterium, Bacillus, Flavobacterium, Propionibacterium, Rhizobium)の培養液より、分離して得られたものである。成分はシアノコバラミンである。 強化剤 Cyanocobalamin
Vitamin B12
151 シェラック
(ラックカイガラムシの分泌液から得られた、アレウリチン酸とシェロール酸又はアレウリチン酸とジャラール酸のエステルを主成分とするものをいう。) セラック ガムベース
光沢剤
Shellac
白シェラック 白セラック
白ラック カイガラムシ科ラックカイガラムシ(Laccifer lacca KERR)の分泌する樹脂状物質を、温時アルカリ性水溶液で抽出し、漂白したものより得られたものである。主成分はアレウリチン酸とジャラール酸又はアレウリチン酸とシェロール酸のエステル等である。 White shellac
精製シェラック 精製セラック カイガラムシ科ラックカイガラムシ(Laccifer lacca KERR)の分泌する樹脂状物質を、室温時エタノールで抽出又は温時アルカリ性水溶液で抽出し、精製して得られたものである。主成分はアレウリチン酸とジャラール酸又はアレウリチン酸とシェロール酸のエステル等である。 Purified shellac
152 シェラックロウ
(ラックカイガラムシの分泌液から得られた、ろう分を主成分とするものをいう。) セラックロウ カイガラムシ科ラックカイガラムシ(Laccifer lacca KERR)の分泌する樹脂状物質を、室温時エタノール又は温時アルカリ性水溶液に溶解し、ろ液からロウ分を分離して得られたものである。主成分は樹脂酸エステルである。 ガムベース
光沢剤 Shellac wax
153 ジェランガム
(シュードモナスの培養液から得られた、多糖類を主成分とするものをいう。) ジェラン多糖類 ジェラン グラム陰性細菌(Pseudomonas elodea)の培養液より、分離して得られたものである。主成分は多糖類である。 増粘安定剤 Gellan gum
154 ジェルトン
(ジェルトンの分泌液から得られた、アミリンアセタート及びポリイソプレンを主成分とするものをいう。) ポンチアナック キョウチクトウ科ジェルトン(Dyera costulata HOOK F., Dyera lowii HOOK F.)の幹枝から得られたラテックスを、熱時水で洗浄し、水溶成分を除去して得られたものである。主成分はアミリンアセタート及びシスポリイソプレンである。 ガムベース Jelutong
155 シクロデキストリン サイクロデキスト
分岐サイクロデキストリン
分岐シクロデキストリン 環状オリゴ糖 デンプンを、酵素処理し、非還元性環状デキストリンとして得られたものである。成分はシクロデキストリンである。 製造用剤 Cyclodextrin
156 シクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ シクロデキストリングルコシルトランスフェラーゼ トランスフェラーゼ 細菌(Bacillus, Brevibacterium, Corynebacterium)の培養液より、冷時~室温時水で抽出して得られたもの、又は除菌後、冷時~室温時濃縮したもの、又はこれを、含水エタノールで処理して得られたものである。 酵素 Cyclodextrin glucanotransferase
157 L-シスチン シスチン 動物性タンパク質(特に動物毛、羽毛)を、加水分解し、分離して得られたものである。成分はL-シスチンである。 調味料
強化剤 L-Cystine
158 シソ抽出物
(シソの種子又は葉から得られた、テルペノイドを主成分とするものをいう。) シソエキス シソ科シソ(Perilla crispa TANAKA)の種子又は葉より、酸性水溶液又は温時含水エタノールで抽出したものから得られたものである。主成分はテルペノイドである。 製造用剤 Perilla extract
159 シタン色素
(シタンの幹枝から得られた、サンタリンを主成分とするものをいう。) サンダルウッド色素 サンダルウッド
フラボノイド
フラボノイド色素 マメ科シタン(Pterocarpus santalinus LINNE)の幹枝より、水、熱時プロピレングルコール又は温時エタノールで抽出して得られたものである。主色素はサンタリンである。紫赤色を呈する。 着色料 Sandalwood red
160 5'-シチジル酸 5'-CMP 酵母(Candida utilis)の菌体より、食塩存在下熱時水で抽出した核酸を酵素で加水分解後、分離して得られたものである。成分は5'-シチジル酸である。 強化剤 5'-Cytidylic acid