・日本の法令における定義 [編集]
化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律 - 元素又は化合物に化学反応を起こさせることにより得られる化合物(放射性物質を除く)をいう。
労働安全衛生法 - 元素及び化合物をいう。
特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律 (PRTR法)- 元素及び化合物(それぞれ放射性物質を除く)をいう。
化学物質と危険性 [編集]
現在、世の中に存在する化学物質は何十万種とあり、市場で広く出回っているものだけでも数万の物質がある[3]。
一般に化学物質と言うと危険というイメージが広がっている。確かに化学物質は使用方法によっては有害なものもある一方で、昔から人間が生活で用いてきたものも多い[4]。
そういったものとしては、例えばアルコールや染料などが挙げられる。
市場で出回っている化学物質の中で有害とされてきた物質は1割ほどではないかとも言われている。
ただし、従来「安全」とされてきた物質であっても使いかたによっては健康に悪い影響を与えることがあることも徐々に判明してきている。
また同様に、家屋の密閉度が高くなったことで、今まで見過ごされていた化学物質がシックハウス症候群といった症状を引き起こすようなケースも現れてきている[3]。
化学物質は固体、液体、気体(ガス)、ミスト等々の状態で我々の周りに存在している。固体が特に問題となるのは粉状になっている場合である。
口の中や鼻の穴にとどまることになる。一部は咳とともに体外へと排出されるが、人間の鼻や口からは絶えず粘液が流れ出ており、その多くが胃へと流れてゆく。
つまり呼吸により鼻や口へと入った粉は、気管や肺に溜まったり、やがて、胃などの消化器系へと移動してしまう可能性が高い。
気体の化学物質は主として肺から吸収される。
一部は肺以外の粘膜を通して血液中へと移動する[3]。
runより:一応私の考えは間違いではないようですね、総称というべきなんですね。