・黄砂で花粉症のような症状が出ることも
大量の黄砂が観測され、花粉がほとんど飛散していない日の疫学調査の結果
花粉症ありの人の95%が、くしゃみ、鼻水の症状
花粉症なしの人の84%が、鼻炎などの症状
黄砂だけでも花粉症のような症状が出ることがあります。
花粉が飛散していれば、汚染された黄砂によるアジュバント効果で、さらに症状が激しくなります。
テレビの天気予報で報道される花粉情報では、この点に全く注意を促していません。黄砂の健康被害の方が深刻なのに、花粉の飛散量しか報道しません。
黄砂によるアジュバント効果
黄砂でアレルギー症状が強くなる原因は中国の大気汚染物質
アジュバント効果とは、免疫反応で抗体の産生を亢進させる作用のことで、アレルギー症状を激しくします。
花粉症は、花粉単体よりも、アジュバント効果のある物質が花粉に混入している方が、微量で激しいアレルギー症状が出ます。
アジュバント効果が強いのは、中国の大気汚染PM2.5で、硝酸イオン(窒素酸化物)やディーゼル排気ガス中の炭素性粒子などもあり、蛋白質を含むダニや花粉や食品などの抗原に混入すると、アレルギー症状を激しくします。
黄砂の大量飛散時に、布団・シーツ・枕カバーを外に干さないで!
睡眠中は、喉から肺が乾燥して、吸い込んだ異物を排出しにくい
布団・シーツ・枕カバーを外に干すと、異物を排出しにくい睡眠中に、肺の奥まで、たっぷりと、黄砂を吸わせることになります。
他の洗濯物を外に干すかどうかは、部屋干しでカビ臭いのも嫌だし、家族の身体と黄砂の飛散状況を考えて判断してください。
黄砂による咳、そのまま放って置くと、大変なことになりますよ
汚染された黄砂の蓄積が限界を超えた健康被害が増えています
風邪などをひいた時に、汚染された黄砂が肺に蓄積していたことを思い知らされます。