・出典:鍼灸治療院からの情報@神戸・三宮 > 治療と東洋医学 >
http://kobe-haricure.net/health/e58.htm
硫酸塩エアロゾルとは
硫酸塩エアロゾル情報のソースまとめサイト
硫酸塩エアロゾルに関する情報のソースは、国立環境研究所や環境省などの公開情報です。
気になる情報の用語を組み合わせて検索していただくと、根拠となる難しい論文などのソースを見つけることができると思います。
硫酸塩エアロゾルに関して、現在の日本の状況を分かりやすく説明しているページです。
硫酸塩エアロゾルはPM2.5の主要構成粒子
硫酸塩エアロゾルとは、工場や自動車などから排出される二酸化硫黄が大気中で化合・吸着した微小粉塵(エアロゾル)です。
硫酸塩エアロゾルは、PM2.5(粒径2.5μm以下)の主要構成粒子です。
硫酸塩エアロゾルと中国からの大気汚染PM2.5
硫酸塩エアロゾルの多くは、中国の工場で硫黄分の多い石炭を燃焼させたりすることで発生します。
その他、集合住宅のボイラーや各家庭(石炭ストーブなど)からも発生します。ですから、寒い時期に多くなります。
そのため、工場が休みになる旧正月の間も、各家庭から発生するので、発生量は減りません。
中国の大気汚染対策は杜撰で、多くの工場やボイラーの煙突から脱硫せずに垂れ流しです。そのため、中国の硫酸塩エアロゾルの発生量は、火山灰よりも多いです。画像を見れば、一目瞭然です。
中国で発生する硫酸塩エアロゾルは、膨大な量になっています。雨に落とされないまま偏西風に乗ると、風下の日本に流れていきます。
硫酸塩エアロゾルと黄砂
硫酸塩エアロゾルが黄砂に吸着されて、大半の黄砂が中国本土で降下すると、日本に届く硫酸塩エアロゾルの量は減ります。
硫酸塩エアロゾルが、黄砂が少ない時に日本に飛んできて、雨も降らず、風向きも直撃コースだと大量に来ることになります。