毒としてのニコチン | 化学物質過敏症 runのブログ

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Wikipediaより抜粋


・薬理作用 [編集]

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ニコチンは主に中枢神経および末梢に存在するニコチン性アセチルコリン受容体 (nAChR) に作用することで薬理作用を表すと考えられている。

中枢神経において nAChR は広範囲に分布しているため、ニコチンは脳の広い範囲に影響を与える。

そのうち、特に依存性の形成に関与する部位として中脳辺縁系のドーパミン神経系が挙げられる。

中脳の腹側被蓋野、側座核などの nAChR にニコチンが結合すると、直接的あるいはグルタミン酸の放出を介してドーパミン系神経の脱抑制を起こす。

このドーパミン神経系は「報酬系回路」として知られており、快の感覚を個体に与えるため、強化行動をひき起こす。

この中脳辺縁系のドーパミン神経の興奮を介した依存性の形成メカニズムは他の依存性薬物(コカイン、ヘロイン、アンフェタミンなど)と同じとされるが半数致死量の低さと他細胞系への薬理作用の点から、麻薬とはされておらず、毒物に指定されている。

末梢においては、中枢神経からの間接的な作用と、末梢の nAChR に作用することで毛細血管を収縮させ血圧を上昇させる、縮瞳、悪心、嘔吐、下痢などをひきおこす。

中毒性があり、通常量でも頭痛・心臓障害・不眠・苛立ちを感じるなどの症状、過量投与では嘔吐、振戦、痙攣、死亡を起こす。

ニコチンは体内で急速に代謝され、コチニンとなって主に尿中から排泄される。

ニコチンの血中半減期が20~30分であるのに対しコチニンの血中半減期は30時間以上と長いが、コチニン自体に毒性はない(この長い半減期の差を利用して喫煙者(受動喫煙含む)・非喫煙者の判別テストなどが行われる)。

その他、タバコにまつわることに関しては禁煙及び喫煙などを参考のこと

タバコの誤食によるニコチン中毒 [編集]

誤食・誤飲によるニコチン中毒患者の多くは乳幼児である。誤食では、胃液の酸性のためにニコチンの溶出が悪く吸収は遅い。

しかし既に水に溶けたニコチンは吸収が早く症状も重いとされている。

致死量の目安 [編集]

乳幼児ではニコチン量で10–20mg(タバコ0.5-1本)、成人は40–60mg(2-3本)を、直接、溶液で飲下した場合に急性中毒に達する(急性致死量)[1][2]。

毒物及び劇物取締法上での毒物は誤飲した場合の致死量が2g程度以下のものとされ、薬事法上の毒薬は経口投与で体重1kgあたり30mg以下、皮下注射で体重1kgあたり20mg以下のものをいう。

このため、ニコチンは毒物及び劇物取締法上での毒物であり、薬事法上の毒薬ではないが、急性中毒による死亡リスクをとらえ、最小中毒量を最小致死量の目安とすれば、いずれの致死量に関する条件にも合致する。

また、タバコや禁煙補助薬はニコチンを含み、一般人でも簡単に購買可能であり、子供・老人による誤食事故が問題になることがある。

症状 [編集]

軽症では嘔気やめまい、脈拍上昇・呼吸促迫などの刺激・精神の脱抑制や興奮症状がみられる。

重くなると、徐脈・痙攣・意識障害・呼吸麻痺などの抑制症状が見られる。嘔吐は 10~60分以内、中毒症状は2~4時間の間にほとんど現われ、誤食による中毒症状の出現頻度は、軽い症状も含めて14%程度とされる[1]。


runより:水に溶けたニコチンがかなり危険だと分かるかと思います。

本当に危なかったんですよね(-。-;)

すぐ水を飲んでタチオンも飲んだので被害が最小限で済んだかと思います、しかしあくまでも私の場合です。

まだ後遺症があるので恐ろしいと思いますね。