・出展：環境汚染問題 私たちと子どもたちの未来のために
http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/
・付録：発達障害の臨床的スペクトラム
http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/child/InHarm'sWay/appendix.pdf
次の学習及び発達・次行動障害は認識及び運動・知覚・行動障害の幅広いスペクトラムを代表する。
その記載が時間と共に進化・変化してきた一組の複雑で多様な障害を述べる。
この付録で用いる定義は、米国精神医学会が発行した 精神疾患診断統計マニュアルⅣ（1994）に述べてある現在の基準を大きく反映させている。
学習障害（以前の学業技術障害）用語「学習障害は」聞くことや話すこと・読むこと・算数・推理の様々な障害を網羅する。
これらの障害は情報を蓄え・加工し・作る個人の能力を妨害する。
一般的な能力レベルがあれば、これらの困難は予想されない１。
学業での一次的障害と同様に、学習障害は社会及び情動領域でも二次的障害ももたらす２。
学習障害のある子供は正常な子供が獲得するよりも低いselfconcept や大きな不安・仲間を受け入れることが少ないことが見られてきた３。
学習障害は青年期自殺の知られることが少ないリスク因子であることも示唆されている４。
学習障害は教師や医師・親に分からないでいることが多いので、隠れたハンディキャップといわれることが多い。
述べる価値がある学習障害に関する3 つの定義がある。
最初の定義は 1968 年にハンディキャップのある子供に関する米国諮問委員会が受け入れ、1975 年の全ハンディキャップ児童教育法（PL-142）に用いられている。
別の定義は学習障害に関する合同委員会（NJCLD, 1981)が使用し、1987 年に学習障害に関する部局間委員会 (ICLD)が修正した。
最後の定義は米国製医学会精神障害の診断・統計マニュアルⅣで述べられた これらの 3つの定義は下にあげる。
a) 1975 年全ハンディキャップ児童教育法 TheE d u c a t i o n f o r A l lHandicapped Children Actof 1975 (PL - 142)は次のように述べている。
「特殊な学習障害という用語は言葉や話されたこと・書かれたことを理解又は使用することことに関連する基本的精神学的仮定の一つ以上の障害を意味し、聞くことや話すこと・読むこと・書くこと・綴ること・算数計算をする能力に現れるだろう。
この用語は知覚的ハンディキャップ及び脳傷害・微少脳機能・失読症・発達性失読のような障害を含む。
このような用語は、視聴覚障害や運動障害・精神遅滞・情動障害、環境や分化・経済的不利の結果である学習障害を持った子供を含まない」。５b)