危険な道:第7章:化学物質、規制、環境4 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・規制の必要
限られた毒性データ
製造・販売・放出された数千の化学物質の健康影響に関する最も基本的な情報の欠如は、最も影響を受けやすい集団に深刻な影響を及ぼす。
化学物質被ばくを規制するために使われると思われる情報は、全体としての動物や細胞培養・被ばくを受けた人の疫学研究の結果から主にもたらされる。

しかし、何らかの程度の検査を行った化学物質でさえ不足している。人間での毒性検査に伴う明瞭な倫理的懸念のため、化学物質の規制制度は平均的成人のリスクを推定するために動物での結果を害そうして、動物での毒性検査に基づいている。

(しかし、動物の研究は発達中の人間の脳の特殊な敏感さを予測するのを一般に失敗する)。

このアプローチが黙示することは、動物研究が人間に適切であるという仮定である。

この仮定は重要な例外があるが、試験動物と人間はかなり似た方法で化学物質を吸収・代謝・反応・排泄をするので広く受け入れられている。

確証され標準化された検査プロトコルにもかかわらず、動物研究からの個々の化学物質の毒性検査データは、情けなくも不適切である。

例えば、約 3,000 の「多量生産 HPV」化学物質は年間 100 万ポンド以上生産される。しかし、これらの生産量がトップにある化学物質について、最も基本的な毒性検査データでさえ欠けている22。
これらの商業化学物質の約4 分の3 について、公的記録は発達中の動物の毒性検査結果を報告するデータがない。23
約890 種類の登録されている農薬有効成分の中で、EPA は 140 種類が神経毒物であと考えている24。

農薬以外の化学物質の3-5%は神経系に有毒であると推定されている。25 環境保護庁( )は商業的に EPA使用されている物質の圧倒的大部分は、神経毒の可能性について特に検査されていないと主張し、この推定を非常に推測的なものとしている。26

例えば1991 年以来、EPAは未熟または発達中の動物で神経系に対する化学物質の毒性を評価するために確証され受け入れられた指針を持っている。

しかし、1998 年 12 月に製造業者はわずか 12化学物質のみ、この発達神経毒性(DNT)検査の結果を提出している(9 種類の農薬とたった 3 種類の農薬以外の市販化学物質)。27