・私たちはマグロ中の水銀濃度を決定しているので、この魚を食べる時、ある個人がどの位多くの水銀に被ばくするかを決定できる。2、3
の基本的な計算で、平均したマグロの水銀レベルを0.2 ppm として、私たちは週に7 オンスのマグロを食べる女性の水銀被ばくを計算できる(女性が他の魚や貝を食べず、水銀に対する他の重大な被ばくはないと仮定して)。
? 先ず、オンスをメートル単位に換算する:7
オンス = 196 グラム? 次に 1 週間の水銀被ばくを決定するため、1 週間に食べた魚の量に魚中の水銀濃度をかける。
196 g/週 x 0.2 マイクログラム(μg)/g 魚 = 39.2 マイクログラム水銀/週
1日あたりの水銀の量は?? 1 週間は7 日であるから、7で割る。
39.2 マイクログラム水銀/週 = 5.6マイクログラム水銀/日= 1 日の水銀被ばく量一般に、私たちは全被ばくを体重で割って、被ばくを標準化する。
被ばくを「1 キログラム」の基準で表現することで、異なる大きさの個人間の被ばくを比較することができる。
サンドイッチを食べる女性が平均体重(132 ポンドまたは 60 kg)と仮定すれば、私たちは全被ばくを60 kg で割る。
5.6 マイクログラム/60 kg = 0.093 マイクログラム/kg週にマグロ7 オンス(196 g)を食べる 132 ポンドの女性の水銀被ばくは 0.093 マイクログラム/kg/日と決定した。
この被ばくレベルは EPA の「安全」基準量0.1 マイクログラム/kg/日のちょうど限度にある。
この計算は、女性の体重が 132 ポンドという仮定に基づいている。
50 ポンドの子供が同じ量のマグロを 1 週間に食べているなら、水銀被ばくは何だろうか?子供はほぼ 0.243 マイクログラム/kg/日の水銀に被ばくしている。
さらに最近、少ない量のメチル水銀被ばくのさらに細かい発達神経学的影響を突きとめ、もしあるとすればそれ以下では認めることができる毒性がないという閾値を突きとめるために、セシールとフェロー諸島で疫学研究が行われた。
魚と海棲ほ乳類が主である食事によってしばしば少量のメチル水銀に被ばくし、集団内の母親の毛髪水銀レベルはイラクの研究で突きとめられた LOAEL と同じであったので、これらの研究集団が選ばれた。
セシールでは、738 人の子供が経時的に詳しい神経検査を受けた。
母親の毛髪水銀レベルは平均6.8 ppm であった。
より強い被ばくを受けた少年は、2 才で、イレイ幼児行動記録により検査した時、自発活動レベルの有意な低下があった25。
少年と少女を合計した場合、活動レベルに対する水銀の影響は、母親の毛髪水銀レベルが 12 ppm より大きい場合
にのみ有意であった。5 才での追跡試験では、出生前水銀被ばくの持続的な影響はなかった。26
生後 66 か月での神経検査には次のものがあった。
McCarthy Scales of Children's Abilities;Preschool Language Scale; Wood-cock-JohnsonApplied Problems and Letter and WordRecognition Tests of Achievement; the BenderGestalt Test;the Child Behavior Checklist
runより:まだまだ続きますが明日以降の掲載となります。