ビスフェノールAに関するQ&A | 化学物質過敏症 runのブログ

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・厚生労働省HPより
http://www.mhlw.go.jp/index.shtml


・ビスフェノールAに関するQ&A

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厚生労働省医薬食品局食品安全部
平成22年1月改訂

Q1 ビスフェノールAとは何ですか。
Q2 どのようなものにビスフェノールAが含まれているのですか。

Q3 ビスフェノールAは、どのようにして体に取り込まれるのですか。

Q4 ビスフェノールAは、どのような規制がされているのですか。

Q5 現在、ビスフェノールAについてどのようなことが問題になっているのですか。

Q6 諸外国では、ビスフェノールAについて、どのような対応がされているのですか。

Q7 今後、厚生労働省では、どのような対応を行う予定ですか。

Q8 ポリカーボネート製のほ乳びんを使用していますが、問題ないですか。

Q9 妊婦については、食生活で注意することはありますか。


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Q1 ビスフェノールAとは何ですか。

 ビスフェノールAは、主にポリカーボネート、エポキシ樹脂と呼ばれるプラスチックの原料として使用される。


Q2 どのようなものにビスフェノールAが含まれているのですか。

 ポリカーボネートは、主に電気機器、OA機器、自動車・機械部品等の用途に用いられています。

また、これらの用途に比べると使用量は少ないですが、一部の食器・容器等にも使用されています。

エポキシ樹脂は、主に金属の防蝕塗装、電気・電子部品、土木・接着材などの用途に用いられています。
 これらのプラスチックには製造過程で反応しなかったビスフェノールAが残留し、微量のビスフェノールAが含まれています。


Q3 ビスフェノールAは、どのようにして体に取り込まれるのですか。

 ビスフェノールAが体内に取り込まれる主な経路の一つに、食事を通しての摂取があります。

その原因としては、ポリカーボネート製の食器・容器等からビスフェノールAが飲食物に移行するケースや、食品缶詰または飲料缶内面のエポキシ樹脂による防蝕塗装が施された部分からビスフェノールAが飲食物に移行するケースなどが挙げられます。
 しかし、国内で製造されるこれらの食品用の器具・容器包装については、早くから代替品への切り替えや、技術改良などの事業者の自主的な取組がされてきていますので、飲食を通じて摂取する可能性のあるビスフェノールAは極めて微量です。

また、国内で販売されているほ乳びんについても、ポリカーボネート以外の材質(ガラス製など)のものが中心です。