・A-D
CI; confidence intervals → 信頼区間
CK → CPK
CPK
クレアチンホスホキナーゼ。骨格筋・伸筋・平滑筋などに含まれており、それらの組織に傷害がある場合、血清中の値は増加する。
DOPA → ドーパ
E-G
erb
癌遺伝子*。erb Aと erb Bは鳥類の赤芽球症ウイルスに関連する遺伝子。erb Bに対応するものは上皮増殖因子の細胞表面にある受容体であり、erb Aに対応するものはステロイドホルモン受容体である。
FEV1 forced expiratory volume in 1 second
空気を最大に吸い込んだ後に、1秒量(FEV1)は、最大吸気よりできるだけ強く息を吐き出した場合の吐き出した空気の量をいう。
GOT
グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ。アミノ酸代謝に関係する酵素である。心筋や肝臓・骨格筋・腎臓などに多く含まれ、肝炎などの肝疾患や急性循環不全・心筋梗塞などで増加する。
GPT glutamate pyruvate transaminase
グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ。アミノ酸代謝に関係する酵素である。肝臓や腎臓・心臓などに多く含まれる。肝疾患や心筋梗塞などで増加する。
γ-GTP γ-glutamyl transpeptidase
腎臓や膵臓・脾臓・小腸・脳などに分布する。肝臓疾患でこの値は上昇する。
Gタンパク質
Gタンパク質は、グアニンヌクレオチド結合タンパク質の略称。セカンドメッセンジャー・カスケードに関連するタンパク質のファミリーで、細胞内でグアノシン三リン酸 (GTP)をグアノシン二リン酸 (GDP)にする。
Gタンパク質共役受容体( G protein-coupled receptor; GPCR)
Gタンパク質結合受容体、7回膜貫通型受容体とも呼ばれるGTPアーゼである。細胞外の神経伝達物質やホルモンを受容し、Gタンパク質(large G protein)を介してシグナル伝達が行われる。これにはムスカリン性アセチルコリン受容体、アデノシン受容体、アドレナリン受容体、GABA受容体(B型)、アンギオテンシン受容体、コレシストキニン受容体、ドーパミン受容体、グルカゴン受容体、ヒスタミン受容体、嗅覚受容体、オピオイド受容体、セクレチン受容体、セロトニン受容体、ソマトスタチン受容体、ガストリン受容体などがある。
H-K
L-O
LD50
薬物などを投与した時に、投与した動物の半分(50%)が死ぬ投与量。体重1キログラムあたりのミリグラムで表すことが多い(mg/kg)。
LDH lactate dehydrogenase
乳酸脱水素酵素。解糖系の最終段階で働く酵素。種々の病気で血清LDH異常値が現れる。
microRNA → マイクロRNA
miRNA → マイクロRNA
P-S
pS2
pNR-2ともいう。エストロゲンに反応する乳癌細胞系から最初に発見された。正常な組織では、pS2蛋白は胃粘膜や小腸粘膜・正常の乳腺上皮で現れている。乳癌細胞系ではエストロゲンによって調節され、増殖因子としての活性がある。悪性腫瘍では、pS2は胃癌と婦人科系の癌で検出されている。pS2 mRNAと蛋白は、エストロゲン受容体陽性乳癌細胞に主に発現しており、この蛋白質の高レベルの発現は予後が良いことを予測させる。pS2は進行した乳癌症例で内分泌療法に良い反応をすることもを示す。
Novocastra Laboratories, LtdData Sheet pS2 Protein, rabbit polyclonal antibody NCL-pS2, http://www.novocastra.co.uk/data/hrerp/ps2.pdf
RNA干渉 RNAi RNA interference
ある遺伝子と相補的な配列を持ったRNAを細胞に導入し、遺伝子から転写されたmRNAとハイブリダイゼーションさせることによって翻訳の阻害を起こすこと
SNP;single nucleotide polymorphism
一塩基多形を見よ
SUMO
スモを見よ
T-Z