・B-12 「呼吸器感染症に関するガイドライン」
成人気道感染症治療の基本的考え方
日本呼吸器学会呼吸器感染症に関するガイドライン作成委員会
(委員長: 松島敏春 川崎医科大学呼吸器内科)
日本呼吸器学会、2003年6月20日発行
■B12-1葛根湯、麻黄湯
疾患:
かぜ症候群
引用など:
1) 磯部秀之. 漢方製剤の適正使用-漢方治療の現代医学的アプローチ-かぜ症候群. 薬局 1997; 48: 1074-8. MOL, MOL-Lib
2) 川名明彦, 工藤宏一郎. かぜ症候群の対症療法. 薬局 1997; 48: 1951-7. MOL, MOL-Lib
有効性に関する記載ないしその要約:
『漢方薬は日常臨床でも葛根湯や麻黄湯などが “かぜ症候群” によく用いられている。漢方薬は通常病態分類による漢方診断によって、総合的に治療薬を選別して行われるもので、ある程度の経験と知識が必要である。漢方薬を用いる時には、西洋医療での薬物と同様に副作用等にも注意すべきである。』
runより:昨日からの漢方薬記事は医者向けです。
医師が漢方薬を使う為のガイドラインです。
医師がどう考えて薬を出したか分かりやすいと思います。
また自分の為にも知っておいたほうがいいと思います。