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たんぽぽコーヒー出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
焙煎したタンポポの根たんぽぽコーヒー(英語 Dandelion coffee)は、焙煎したタンポポの根から作られる飲料。
概要 [編集]名前にコーヒーと付いているが、コーヒー豆は使用しない。たんぽぽにはクロロゲン酸が含まれている[1]。
カフェインを含まず、不眠症患者や子供、妊娠・授乳期の女性でも飲用できる。
また、二日酔いや肝臓[2] 、便秘[3]に良いともいわれる。
なお、中国医学で蒲公英根は清熱解毒、利尿の成分として、他の生薬とともに煎じて飲まれている[4]が、焙煎は行われないので風味が異なる。
たんぽぽ茶と呼ばれる場合もあるが、焙煎していないものを指している場合もある。
市販品も出回っているが、家庭でも作ることが出来る。
歴史 [編集]19世紀アメリカ合衆国で考案された。
最初、1830年代の『New York Albion』に作り方の紹介記事が掲載されたといい[5]、スザンナ・ムーディーがカナダの森で暮らした体験を綴った『Roughing it in the bush』(1852年出版)に紹介がある。
1886年9月の『Harpers New Monthly Magazine』でも紹介され、安価な「コーヒー」の材料として知られるようになった[6]。
また、コーヒー豆の供給が破綻した第二次世界大戦中には、ドイツで代用コーヒーとして広く飲まれた歴史を持つ。
作り方 [編集]
原料となるタンポポの主根タンポポの根を掘り起こし、水洗いする。
1~2cmの長さに切って、水に晒して灰汁抜きした後、フードプロセッサー等で細かく刻む。
天日もしくは電子レンジで乾燥する。
フライパンで強めに焙煎して風味を出す。
コーヒー同様にドリップするか煮出す。
runより:どんな味なのかは謎です(^▽^;)
カフェインが無いので化学物質過敏症患者でも飲めるという事で掲載しました。