電磁波過敏症の症状、対策 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・出展:いのち環境ネットワーク
http://homepage3.nifty.com/vocemf/


・電磁波過敏症の症状

身の回りの家電製品から発生する微量の電磁波に反応して体調を崩す「電磁波過敏症」という病気があります。

被曝すると症状が起きますが、電磁波発生源から遠ざかると症状は消えてしまいます。

症状の重さは個人差がありますが、蛍光灯やパソコン、コピー機、交通機関、送電線などから発生する電磁波や紫外線にも反応するので、働くことすらできない人も少なくありません。

WHO前事務局長で医師のブルントラントさんも、電磁波過敏症を発症したことを新聞の取材で明らかにしています。

ノートブック型のパソコンを使うと腕に電気的な刺激が走ったそうです。

電磁波過敏症が報告されたのは、80年代初めのことでした。

VDU(ビジュアル・ディスプレイ・ユニット)から発生する電磁波に反応して顔の皮膚が赤くなるなどの症状が報告されたのです。

80年代後半になると症状はさらに広がり、頭痛やめまい、疲労感、集中力困難、どうきなどもっと一般的な症状が現れるようになりました。

症状が起きる原因は、超低周波や超長波の発生源、無線周波数、赤外線、日光など幅広い電磁波発生源にあると考えられています。

化学物質過敏症との併発率が高いともいわれ、化学物質と電磁波の療法に苦しんでいる患者さんも少なくありません。

スウェーデンでは電磁波過敏症を難病として認定し、患者用に設計された住宅を建てる村を作る計画もあります。

しかし、日本国内では「電磁波過敏症」という病気が存在することすら、一般には知られていません。

患者さんのなかには、精神的な病気だと誤診され、適切な治療を受けられないまま苦しんでいる人もいます。