ラウンドアップ除草剤=グルホサート 土壌と作物に有害影響 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出展:農業情報研究所
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・ラウンドアップ除草剤=グルホサート 土壌と作物に有害影響 米政府科学者

 モンサント社が除草剤耐性遺伝子組み換え作物(ラウンドアップ・レディー作物)とセットで売り出し、世界のベストセラー除草剤となっているグリホサートを主成分とするラウンドアップ除草剤は土壌に有害な影響を及ぼすように見え、遺伝子組み換え作物の収量にも悪影響を及ぼす可能性がある。米国農務省(USDA)農業研究局(ARS)の微生物学者・ボブ・クレマーがそう言っている。

 彼によると、グリホサートの頻繁な使用は植物の根の構造に影響を及ぼし、15年に及ぶ研究はこの化学物質が根の真菌病を引き起こす可能性があることを示唆している。

ラウンドアップ・レディー作物とラウンドアップ除草剤の使用の増大とともに目立つようになった最大の問題は除草剤耐性雑草の出現と繁茂だが、彼によると、土壌の下であまり目につかない問題も起きている。

今までの研究は、グリホサートが作物の健康と生産を制限する真菌病の直接の原因であることは示していないが、データはその可能性を示唆している。

同時に、研究は遺伝子組み換え作物の収量が通常作物より高いわけではなく、根の病気に関連した栄養欠乏が収量を制限しているらしいことも示しているという。

 彼は、一層の輪作とグリホサート使用の監視を考えるべきだと言う。