・携帯電話にガン警告のラベルが貼られる!?
(2009年12月21日 CBS NEWS)
米国サンフランシスコ市長が携帯電話にガン誘発の警告 ラベルを貼ることを要望しているのに対して、医師のジェニファー・アシュトン女史は携帯電話がガンを引き起こす確固たる証拠がないと述べている。
携帯電話 に脳腫瘍を引き起こす可能性があるかについて議論はますます激しくなっており、サンフランシスコのギャビン・ニューサム市長が携帯電話のパッケージへのラ ベル貼付を要望している。
市長の要望が通れば、米国では初。
しかし、米国連邦通信委員会の従来の主張とは齟齬があり、数十億ドルに上る携帯電話市場へ影響 を与える模様だ。
米国連邦通信委員会は米国ガン協会の見解として携帯電話が脳の癌の原因にはなり得ないと発表しているとしながらも、今回はサンフランシス コ市長の「携帯電話は非電離放射線を放出しており、非電離放射線自体は無害で太陽が放出する放射物よりは量的にも少ないことはわかっている。しかし少量と は言え、体に密着させた状態で長い間浴び続けることは何らかの危険の元になり得る」という見解も取り上げている。
ミツバチの減少、携帯電話と基地局の電磁波が原因か インド研究
(2009年9月1日 AFPBB News)
携帯電話の端末や基地局から発生する電磁波が、ミツバ チにとって脅威になる可能性があるとの研究結果を、インドPTI通信が伝えた。
インド南部のケララ(Kerala)州で行われた実験から、ミツバチの個体 数が激減したのは、携帯電話会社が通信網を拡大しようと、同州全域に設置した基地局が原因であることが明らかになった。
基地局から電磁波が発生すると、巣 から出かけて花の蜜を集め、コロニーに栄養を供給する働きバチの「ナビゲーション能力」が損なわれると、研究を行ったSainuddin Pattazhy博士は指摘する。巣箱の近くに携帯電話を置くと、働きバチは巣箱に戻ることができなくなり、巣箱には女王バチと卵だけが取り残された。
携 帯電話を置いてから10日以内で、ハチのコロニーは崩壊した。ケララ州では10万人以上が養蜂業に従事しているため、働きバチの減少は養蜂家の生活を脅か している。
ハチは植生を支えるのに欠かせない受粉を媒介する役割も担っている。基地局や携帯電話の数がさらに増えれば、ミツバチは10年ほどで姿を消すか もしれないと、Pattazhy博士は警告する。
文部科学省が先月、小中学校への携帯電話持ち込みを… /京都
(2009年2月11日 毎日新聞)
文部科学省が先月、小中学校への携帯電話持ち込みを原 則禁止すべきとする指針を、都道府県教育委員会に通知した。
確かに有害サイトは危険だし、ネットいじめは深刻だ。
だが、同時に、電磁波と健康の関係がふと 気になった。
電磁波により体調不良に陥り、不登校になった子供の話を聞いたことがある。
信ぴょう性の高さはさておき、海外では電磁波が子供のがん発症率を 数倍高めるという研究結果も出ているらしい。
リスクの可能性があれば対策をとるという発想は不可欠だろう。
私自身、携帯を頻繁に使用するが、本当に影響が ないと言い切れるのか。
目に見えないからこそ注視していきたいと思った。