・総務省(ちょうせい)HPより
http://www.soumu.go.jp/kouchoi/substance/chosei/contents/67.html
・平成20年度公害苦情調査結果の概況
公害等調整委員会は、平成20年度に地方公共団体の公害苦情相談窓口に寄せられた公害苦情について調査結果を取りまとめ、平成21年10月30日に公表しました。
平成20年度に、新規に受け付けた公害苦情件数は、86,236件と前年度に比べ5,534件減少しており、平成12年度以来、8年ぶりの8万件台となりました。
全国の公害苦情受付件数
・平成20年度の全国の公害苦情受付件数は86,236件
・前年度(平成19年度)に比べ5,534件(対前年度比6.0%)の減少
・平成12年度以来、8年ぶりの8万件台
図1 公害苦情件数の推移
・「2」典型7公害
典型7公害とは、環境基本法に定める「大気汚染」「水質汚濁」「土壌汚染」「騒音」「振動」「地盤沈下」及び「悪臭」をいう。
・典型7公害の苦情件数は59,703件(公害苦情件数の69.2%)
・前年度に比べ4,826件(対前年度比7.5%)の減少
・典型7公害の苦情件数を種類別にみると、「大気汚染」は20,749件(公害苦情件数の34.8%)と最も多く、次いで、「騒音」が15,211件(同25.5%)、「悪臭」が12,740件(同21.3%)、「水質汚濁」が9,023件(同15.1%)、「振動」が1,699件(同2.8%)、「土壌汚染」が253件(同0.4%)、「地盤沈下」が28件(同0.0%)
図2 典型7公害の種類別苦情件数の推移
・注1)「土壌汚染」及び「地盤沈下」は苦情件数が少ないため、表示していない。
注2)「騒音」と「振動」は、昭和51年度以前の調査においては、「騒音・振動」としてとらえていた。
注3)平成6年度から調査方法を変更したため、件数は不連続となっている。