国内農薬関連ニュース 2004年 | 化学物質過敏症 runのブログ

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化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・2004年
     
12.28
  ・環境省、「化学物質の内分泌かく乱作用に関する環境省の今後の対応方針について(案)」に対する意見の募集を発表、環境省報道発表 
12.21
  ・山形県、安心感のある商品を提供できる米づくりを考慮し、米の生産目標値を決定。特別栽培米(減農薬など)などの作付面積を傾斜配分の指標に採用
12.20 ・ 山形県高畠町で父子2人死亡、農薬による自殺が疑われる
12.13 
  ・
厚労省、輸入食品に対する検査命。韓国産エゴマから基準を超えたピレスロイド殺虫剤ビフェントリン及びフィリピン産マンゴーから基準を超えた有機リン殺虫剤クロルピリホスを検出したため
12. 2
  ・環境省、内分泌かく乱物質67物質のリストを廃止し、数万種の化学物質が流通しているが、第三者機関が評価すべき物質を年に数種類ずつ選定するという 
12. 1
  ・広島県安芸高田市の工事現場で異臭がし、作業員一人が目やのどの痛みを訴える。原因はクロロピクリンの瓶が埋まっていたためと思われる
 

  ・横浜市保土ケ谷区仏向町町の農地近くに住む男女9人が目やのどに痛みを訴え、病院に。異臭の源は農地内にあるビニールハウスで、29日にハウス内の土壌害虫駆除のために農薬を散布したという
 

  ・静岡県は肥料と農薬費の総額が鹿児島県に比べて茶畑10アール当たり約4万円多いことが報道。農薬費は静岡が1万2221円多い
 
     
11.29
  ・農水省、2002-2003年の無登録農薬販売及び農薬誤表示に関して、行政処分等を実施。販売停止は44件、改善指導が165件 農水省報道発表
11.20
  ・遺伝子組み換え除草剤耐性ナタネ西洋菜種が千葉・横浜・名古屋・神戸の港周辺で繁殖していることが報道される
11.19

  ・公正取引委員会、効果がないのにマイナスイオン処理により残留農薬を中和したと表示し、米を販売した山形県米沢市の山田鶏卵と愛知県小坂井町米の野田屋に警告
11.17
  ・兵庫県、神戸市灘区都通の燃料製造業「扇港興産」が農薬を使用して栽培したマッシュルームを「無農薬」と表示して販売していたとため、再発防止を指示
11.12
  ・山形県、10月に長井市内で販売された食用ギクから基準を超える農薬ジクロルボス(DDVP)検出を発表


  ・岩手県二戸で食べた自家製豆腐により16人が中毒していたことが報道。原因は有機塩素系農薬エンドスルファンと見られる。症状はおう吐・けいれん・意識喪失
 
  ・厚労省、韓国産の生鮮ワケギから基準を超える農薬クロルピリホス発見で検査命令
11. 4
  ・山形市内のひき逃げ事件の容疑者が遺体で発見される。農薬を服毒したと思われる

  ・厚労省、韓国産ワケギとその加工品の輸入業者に「検査命令」。輸入時検査で基準5 ppmを超えた12.0-12.2 ppmの殺菌剤プロシミドンが検出された
11. 3
  ・群馬県、スモモの防除暦誤記載意外に、リンゴと柿の防除暦にも誤記載があったことが判明。前年度の防除基準にも192カ所の語気債があったことも判明
11. 2 
  ・厚生労働省、東京都が高濃度ジクロルボス(DDVP)を検出した問題で、家庭用製品の寝室や居間等での使用禁止、業務用では換気など使用上の注意明記など、承認内容変更を殺虫剤製品製造業者に通知。厚労省HPの報道発表
11. 1
  水郷水都全国会議浜松大会のHPに香料自粛要請掲示。掲示ページ 大会トップ
 
     
10.26 
  ・愛知県、無登録農薬塩化クロロコリン販売で名古屋市内の園芸用品販売店にに保管を指示。業者は愛知県及び石川県・福岡県に販売した。県内農家に使用中止・処分を指導
10.25
  ・摩周湖のBHC濃度、中国で使用が禁止された1984年後大幅に減少。摩周湖シンボジウムで発表
10.23
  ・高知県中村市の男性、ミカン用農薬、硫黄石灰合剤を河川に投棄、簡易水道使用禁止 
10.20 
  ・東京都、ゴキブリなどの駆除用のジクロルボス(DDVP)を使用した場合、WHO基準を超過することを発表。ファン付き機械を使用すると基準の85倍。厚生労働省に使用制限を要望。東京都DDVP室内濃度報道発表
10.13
  ・厚生労働省、中国産サヤエンドウから基準を超える残留農薬クロルピリホスが検出されたため、全輸入業者に検査命令
10. 8
  ・山形県、櫛引町内出荷のキュウリから残留農薬検査で基準を超えたディルドリン検出を発表
     
9.19
  ・福島県相馬市の松川浦で昨年の松くい虫防除剤の空中散布後に、干潟のカニが大量に死んでいたことが報道される
9.17 

  ・茨城県の鉾田地域農業改良普及センターが、JAかしまなだのトマト部会に、講習会でミニトマトに適用外の農薬を誤掲載した資料を配布。十人が栽培に使用。県はJAかしまなだにミニトマトの出荷停止・回収を要請
 
  ・農水省、中国産冷凍サヤエンドウから、基準値を超える有機リン系殺虫剤クロルピリホス検出。業者神栄は自主回収
9.16
  ・タイ産野菜オオバコエンドロから基準を超える有機リン系農薬クロルピリホスが検出。美味商事に回収命令
 
  ・山形県村山総合支庁北村山農業普及課が産直施設に配布した「標準防除体系」に基準を上回る農薬使用量や頻度を誤記載していたことが判明


  ・石川県、輪島市の農家がサヤインゲン栽培で登録外の農薬「トップジンM水和剤」を使っていたことが報道される。出荷協議会の栽培指針中の誤記載が原因。出荷は8日から停止
9.10
  ・熊本市の緒方さん方から出火、使用済みの殺虫剤のスプレー缶に穴を開け、残っていたガスに引火したと見られている
 
  ・愛媛県、毒物及び劇物取締法違反で清水、伊方、下朝倉、友浦、余所国、瀬戸崎、上朝倉支所と、おおげ出張所に業務停止命令(農薬販売)。
9. 8
  ・秋田県本荘署、大内町の小野容疑者を住居侵入の疑いで逮捕。電気炊飯器の中にの除草剤を入れた疑い
9. 7
  ・広島市の農薬販売会社バイオンと社長の農薬取締法違反の控訴審で、高裁は控訴を棄却
     
8.31 ・ 名古屋市中区千代田のマンション貯水槽に殺虫剤アセフィートが混入される
 
  ・長野市の鍋屋田小学校のプール東側の機械室で、塩素ガスが発生し、近くの人が避難。投入薬剤の誤り
8.28
  ・愛媛県松山市の会社員方で、乗用車内でスプレー式殺虫剤散布後、ライター点火。爆発。会社員は軽傷、自宅を全焼 
8.27
  ・山口県、長門市内のハウス栽培のナスから、基準値を超える有機リン農薬EPNを検出したと発表
8.23
  ・北海道恵庭市島の「札幌エルムカントリークラブ」が敷地内に農薬の空き容器などを捨てていたことが判明。廃棄物処理法違反の疑いで捜索へ
8.22 ・ 散布後の農薬残留調査及び健康リスク評価へ、環境省方針が報道される
8.19
  ・厚生労働省、韓国産ニラから基準を超えたクロルピリホスが検出されたため、検査命令を出した 
 
  ・低濃度農薬が琵琶湖全域で検出されていることが報道。モリネートやシメトリン・メフェナセッットなど
8.18
  ・福島県内のJR水郡線で散布した除草剤が周辺作物に水稲などに被害を与えていたことが判明
8.16
 ・農薬工場でオキシ塩化リン流出事故、山口県防府市のバイエルクロップサイエンス防府工場
8.11

  ・ダウ・ケミカル日本、独立行政法人農業環境技術研究所(つくば市)で遺伝子組み換え種子を混入したトウモロコシを使って栽培試験をしていたが、試験中止を発表
8.10
  ・沖縄県国頭村比で、栽培中のパパイアやトウガラシに除草剤がまかれる、被害者が名護署に被害届を出した
8. 4
  ・大分市中央米穀協業組合、有機農産物に使ってはならない殺虫剤パナプレート(DDVP、有機リン)を使用。農水省JAS法違反で改善命令
8. 3
  ・厚生労働省、フランス産レンズ豆から基準を超えるピレスロイド系殺虫剤デルタメトリン検出。検査命令 


  ・環境省中央環境審議会の専門委員会は「登録保留基準」改正案を了承。農薬による健康被害を防ぐためで、環境省は2005年3月までに告示する
7.29
  ・群馬県の「病害虫防除暦」や「農作物病害虫防除・除草剤使用基準」に192カ所の誤記載が判明。ご使用したスモモはすでに出荷
 

  ・福島県田村郡のJR磐越東線で散布した除草剤が沿線の農作物に被害を与えた問題で、廃棄処分される作物の作付面積は約4 ha、被害総額2500万円に上ることが判明。調査によってさらに被害は増加する可能性
7.26
  ・浜松市が街路樹など駆除で、使用農薬及び使用濃度が基準を違反していると、市民団体指摘。市は反論
7.23
  ・長野県岡谷市で、男性が農薬を飲み込んで自殺を図り、集まった女性4人が農薬の刺激臭で目に異常を訴える

  ・北海道士別市の天塩川で魚が大量に死んでいるのが見つかる。旭川開発建設部は害虫駆除のためにまかれた農薬の影響の可能性があるとみて水質検査
 
  ・山形県鶴岡市で「家族全員が目やのどの痛みを訴えている」と通報があり、3人が入院。鶴岡署調べでは訳20人が目やのどの刺激・吐き気などを訴えたという
 
  ・福島県のJR磐越東線の沿線で栽培されている農作物にが生育異常が見つかり、JR東日本が、線路敷地への除草剤散布にが原因とみて調査していることが判明
 
  ・中国産冷凍チンゲンサイから基準を超える残留農薬フェンバレレートが7月9日と22日に検出され、厚生労働省が食品衛生法に基づく検査命令を出した
7.21

  ・農水省、国内農業を環境保全型農業に転換していくため、来年度から補助金などの適用条件に環境への配慮を加える方針を「食料・農業・農村政策審議会」企画部会で明らかにした。
7.15

  ・新潟県県農協中央会、新発田市のJA北越後の農家栽培したオクラの出荷前検査で、除草剤「マイゼット液剤」成分で悪名高いパラコートジクロリドが基準値を超えたことを発表
7.14
 ・大分県大分みどり農協(竹田市)出荷ピーマンから、ピーマンへの使用が認められていない殺菌剤アゾキシストロビンを検出。同農協のピーマン生産農家40戸のうち7戸が使用  
7. 9
  ・群馬県、太田市内の農家が栽培したミニトマトに、「ジマンダイセン水和剤」や「トリフミン乳剤」など二十三種類の無登録農薬が使われていたと発表した
 
  ・東洋水産が処分委託した冷凍枝豆を興和産業が横流しし、流通したことが判明。原産国で残留農薬の風評が出たためで、製品に問題はないという。
7. 5
  ・愛媛大などの研究で、国内では使用されていない有機塩素系農薬トキサフェンが調査した母乳の全てから検出されたことが報道
7. 2

  山形市、アメリカシロヒトリの防除に関し、庭木防除に禁止されている薬剤ディップテレックスを町内会に配布し防除指導をしていたことが判明
6.25
  ・青森地裁判決。無登録農薬使用農家に、周囲の被害農家に約600万円の損害賠償を支払うように命じる
6.17
  ・基準超過クロルピリホス問題で中国産冷凍ホウレンソウの輸入自粛措置を厚生労働省解除
6.14 ・ 宮城県亘理町で農薬散布ラジコンヘリが常磐線架線に引っかかり2本運休
6.11

・茨城県八郷町農協がサヤインゲンに無登録農薬を販売使用した問題で、農協への立ち入り検査結果を県発表。無登録農薬を購入使用したのは31人。無登録農薬は 9種類/。サヤインゲンにに使用した農薬はトップジンM、ベルクート、ロブラール、スミブレンド

  ・鹿児島県志布志町の農業資材販売会社坂上種苗から出火。土壌殺虫剤や肥料などを燃やす。志布志中学校の生徒61人と住民2が吐き気や目の痛みなどを訴える
6 8 ・ 京都市中京区スナックで害虫駆除用薬剤の煙が流入。客がのどの痛みを訴えり

  ・秋田市のジェムコ本社事業所(三菱マテリアルの子会社)で爆発。1人死亡、3人負傷。半導体や農薬・医薬品材料等を生産していた
6. 7
  ・徳島県の畜産農家が飼料安全法基準値を上回るBHC及びディルドリンで汚染され稲わらを使っていたことを、県発表。稲わら出荷は大阪飼料製造会社
6. 4
  ・岡山県倉敷市で、犬二匹が四月中に変死していたことが判明。付近で農薬を含むと思われる食品が発見されている
6. 3
  ・茨城県八郷町農協の無登録農薬使用サヤインゲン問題で、新たに6種類の無登録農薬を使用していたことが判明
6. 2
  ・三重県伊勢市のスーパーで長崎産ニラから無登録の農薬アセフェートが検出される
 

  ・茨城県八郷町八郷町農協が、サヤインゲンに無登録農薬 2 種類を農家に販売、気づきながら、出荷停止や回収などをしなかったことが判明。トップジンMとベルクート
6. 1

  ・群馬県と前橋市、市内の松くい虫防除薬剤散布を一部中止。防除基準などの見直しのために検討会設置へ。住民が体調不良などのため散布中止を求めていた。
 
5.30
  ・殺虫剤スプレー缶が爆発、山口市で住人けが、窓ガラスなど吹き飛び、毛布など焼く
5.25
  ・横浜市の河川でコイ・フナなどの大量死。水質検査でフェニトロチオン(MEP)とマラチオンが検出
5.18
  ・広島市農協がオゾン層破壊物質、燻蒸剤臭化メチルを割引販売、使用奨励したことが判明。農協のモラルハザート

  ・神奈川県、小田原市で死亡したカラスが10羽中3羽の胃内容から、使用販売禁止有機リン剤パラチオンの検出を発表
     
4.30
  ・厚生労働省、中国産ライチの輸入業者に検査命令。6日及び28日に中国産冷凍ライチから基準を超過した有機リン系殺虫剤メタミドホスが検出されている
4.21
  ・埼玉県北足立郡伊奈町で大量死したカラスから有機リン系殺虫剤エチルチオメトン検出。死んだカラスは32羽が確認されている
4.16
  ・徳島県とJA名西郡、サラダゴボウに適用外農薬スミブレンド水和剤(有効成分プロシミドンとジエトフェンカルブ)を使用していたことを発表
4.13 ・ 長野県長野市の食品工場火災、燐化アルミニウムからの発火が疑われる 
4. 8
  ・東洋貿易(静岡市)輸入の中国産冷凍ライチから基準を超えた有機リン剤メタミドホスが検出。静岡市保健所が回収命令

  ・徳島県とJA板野郡、ニンジンから適用外農薬プロシミドン検出を公表。早期に公表されなかった
4. 5

  ・徳島県阿南市のJAあなん、スダチの一部から安全基準値の5.6倍の殺虫剤プロシミドン検出を発表。出荷は3月9日から。3月31日から回収。JA及び県は事実を早期に明らかにせず
     
3.19 ・ 台湾産花ニラから基準を超えるクロルピリホス検出。厚生労働省検査命令 
3.19
  ・横浜市都筑区の地下鉄車両基地建設現場土壌から環境基準の170倍以上のヒ素検出が判明。以前農薬工場や金属、プラスチック工場敷地跡
3.10
  ・福岡県福岡市、市議会で、同県那珂川町に建設予定の五ヶ山ダム上流に埋設された除草剤を移すことを国に求める方針表明
3. 9
  ・山形県、白鷹町の県酪農業協同組合堆肥センターでカラス大量死。ネズミ駆除のため農薬を混ぜた毒餌が原因と考えられている


  ・岐阜県高山市片野町でカラス11羽が死んでいるのが発見される。畑所有者はカラス駆除のため殺虫剤入りのトウモロコシを畑にまいたという。法令違反の疑い
 
     
2.27

・三重県発表、津市内の農家が出荷したシュンギクから使用が認められていない有機リン剤EPN、ピレスロイド系殺虫剤ペルメトリン、除草剤クロルプロファムが検出される。農家への立ち入り検査では、適用外の殺菌剤クロロタロニル及びベノミルの使用、及びネライストキシン系殺虫剤チオシクラムの使用濃度の誤りが判明
2.25
  ・埼玉県岩槻署、2月21日に蓮田市で犬が路上のソーセージを食べて死んだ事件で、ソーセージからカーバメート系殺虫メソミル検出を発表
2.21
  ・石川県、志賀町米町川で魚が大量の魚が死んだ事件で、河水中からWHO基準の1.5倍の2,4,6-トリクロロフェノール検出を発表
2.12

  ・金沢市都市樹木害虫防除検討会「報告書」を提出。捕殺防除を基本としながらも最小限の散布を認める内容。農薬を散布する場合、周辺住民の合意を得る「努力」をするように求めている。参考 サステイナブル21のHP
2. 6

・金沢市アメリカシロヒトリ及びチャドクガの防除について各意見の概要及びそれに対する市の考え方(対応)を公表(金沢市HP)。パブリックコメントを寄せた意見の一部が無視されている、またコメントに応じたアレルギー・過敏症患者の人数を過小評価しているとの批判がある。 
 
1.29
  ・愛媛県松山市の飼い犬毒殺事件で、松山東署カーバメート系殺虫剤の成分検出が報道
  ・ 新宿のビルで殺虫剤により17人が異常を訴え、10人が病院に搬送
1.27 ・ 群馬県、作物の一部で適用外農薬使用が判明
1.16 ・ タンチョウ死因は有機リン殺虫剤フェンチオン、環境省報道発表
1.13

  ・福岡、福間町花見が丘の永光化成九州工場跡地で、BHC指針の約1300倍が検出された問題で、半径約300 m内の地下水調査を始めることを発表