出典:電磁波過敏症ネットワーク
http://www.gsn.jp/kabinsho.htm
・電磁波過敏症とは
一体電磁波過敏症とはどういうものなのでしょうか。
化学物質過敏症と同じとは言い切れませんが、かなり共通した部分があるようです。
英語ではElectrical SensitivityとかElectrical Hypersensitivity などといわれており、微弱な電磁波(電場または磁場)をあびることで頭痛、胸痛、めまい、吐き気、あるいは発作を起こして倒れてしまうなど化学物質過敏症と同様の症状を起こしていることが報告されています。
米ダラスの「環境健康センター」では化学物質過敏症の診断治療の中に、電磁波過敏症を専門に診る医師もおり、数100例がこれまで診察された、ということです。
スウエーデンでは労働団体TCOの調査で報告があり、市民団体FEBが活動しています。他にもドイツなど欧米各国では認知されつつあり、ケアも進められています。
化学物質過敏症は農薬・除草剤、殺虫剤、防虫剤、新建材の接着剤の他、水道水などの塩素、塩化ビニール、芳香剤、ガス、タバコ、新聞・本などのインク、アルコール類、食品添加物などが原因物質となります。
アレルギーの親せきのようなものということです。
違いは、アレルギーが体の免疫機構の異常によるものですが、化学物質過敏症は自律神経の異常によるものということです。
アレルギーよりもはるかに微量の原因物質に反応してしまいます。
こうしたことから化学物質と並んで電磁波も同様の過敏症の原因に数えることができると思われます。
北里大学では化学物質過敏症及び電磁波過敏症について研究し、電磁波が眼に及ぼす悪影響を調べるためのラットの動物実験で電磁波を浴びる時間が多いほど杉花粉症が悪化することを確かめ、報告しています。
ドイツではフランクフルト近くに過敏症の患者を診断、治療、ケアする施設があります。
いずれも自然環境の豊かな場所に作られ、建物についても壁をホーローにし床を自然石にしたり、照明などに電磁波の発生がないよう細心の配慮がされています。
スウェーデンの施設ではテレビカメラの持ち込みも許されていないことがテレビでも紹介されました。
ここでも紹介しているようにデンマークやアメリカでは電磁波過敏症患者の団体があります。
電磁波過敏症という名称について
過敏症というといかにも本人が悪いような印象がありますが、化学物質でも電磁波でもからだにとって良くないものを正常に感知し避けようとする作用とも考えれることから、この名前は適切でないという指適もあります。敏感であるので敏感症とすべきであるとか、症状のない人をむしろ『鈍感症』と呼ぶべきだという意見もあります。
対策として
広い視野に立って環境問題をみる。
家庭内電磁波の安全を確認
市町村単位で環境整備
国による適切な指導など
地球単位で環境を考える
runより:電磁波鈍感症は確か北里研究所の先生も言ってました。
第2次世界大戦ではドイツが電磁波兵器を開発してたというのを本で読んだ事がありますが真偽はともかく電磁波は人体に影響すると言えるでしょう。