・出典:全身性エリテマトーデスの衝撃写真!
http://erythematosusss.seesaa.net/article/128185422.html
・全身性エリテマトーデスとは?
全身性エリテマトーデスとは、全身の皮膚、血管、関節、内蔵がおかされる膠原病で、厚生労働省の難病(特定疾患)指定を受けています。
一種の自己免疫疾患ですが、遺伝的体質とも関係があると考えられています。
女性の発症率は男性の10倍で、20~40歳代に多く見られます。
全身性エリテマトーデスの症状
原因不明の発熱ではじまり、だるい、体重減少、関節の痛み、赤い斑点が顔や手足の指、手のひらなどにみられます。
この赤い斑点は、顔面に腸が羽を広げたような形で出現する蝶形紅斑が特徴です。
また毛髪が抜けたり、寒さやストレスで手指が白くなったり、紫色になったりするレイノー現象もみられます。
症状は表面だけでなく、内臓にも障害を起こします。
腎臓が侵されると、無垢や高血圧があらわれ、胸膜炎や心外膜炎を起こして、胸や心臓に水がたまることがあります。
また、肺に炎症を起こしたりすると、胸が痛くなったり息切れや動悸、呼吸が速くなるなどの症状が現れます。
全身性エリテマトーデスの症状
・全身性エリテマトーデスに罹ると、様々な全身の臓器を自己抗体が攻撃するため、症状も多種多様で、全身どこにでも発症します
全身の症状としては、発熱や倦怠感
皮膚の症状では、脱毛、日光過敏、円板状皮疹、蝶形紅斑
関節では、多発性関節炎
慢性腎炎
神経系の症状では、統合失調症、抑うつ、けいれん、頭痛、不随意運動
心臓では、弁膜症や心膜炎、心筋炎など
胸膜炎
消化器系では、腹膜炎、膵炎、口内炎、腸炎、肝炎
・全身性エリテマトーデスは病原体に感染しやすく、
重症化することが特徴です