▼除菌剤
主に除菌をうたった製品に関する事例は23件。
事例1 【原因製品:安定化二酸化塩素含有除菌剤(スプレータイプ)】
患者:年齢不明 女性。
状況:エアゾール式の除菌剤をスプレーした際、薬剤が眼に入り、症状が出現した。 症状:眼の痛み(2日後も持続)。
処置:洗眼。転帰:不明。
事例2 【原因製品:次亜塩素酸含有除菌剤(スプレータイプ)/アルコール系芳香・消臭・脱臭剤(スプレータイプ)】
患者:38歳 女性。
状況:車内で、ポンプ式スプレータイプの除菌剤と消臭剤を大量に使用した。
2名が車内にいたが、スプレーした本人のみ症状が出現した。
症状:悪心、めまい(しばらくして改善)。
処置・転帰:家庭内で経過観察。
防水スプレー:省略
参考: 家庭用品等による急性中毒等の情報(財団法人日本中毒情報センター)
http://www.j-poison-ic.or.jp/homepage.nsf
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厚労省は「正しく使うことで事故は防げる」というのが基本的立場です。
大量に撒いた、子どもの手の届くところに置いたなど、"正しくない"使い方、管理例が多く見られますが、そうではない事故例も多々見受けられます。
そもそも、家庭の中に危険な毒物を当たり前に置くことをやめなければなりません。
そのためには、製品のマイナス情報をきちんと提供し、危ない製品は規制するべきです。
「適切に使えばだいじょうぶ」という考えは、行政もメーカーも消費者もやめるべきです。
スプレー型の事故が増えています。
吸入は危険です。
"何でもかんでもスプレー"はやめましょう。
1回プッシュで長時間持続、自動噴射型、全量噴射型など、便利さを過剰に求める製品はメーカーはやめてほしいし、消費者は安易に買わないことです。(安間節子)
runより:色んな症例がありましたがほとんど化学物質過敏症の症状と同じ事に気づかれたでしょうか?
シックハウス症候群、化学物質過敏症の入り口はこの中毒から始まると考えています。
一度中毒を起こすと次には化学物質過敏症になる可能性もあるのです。
安間代表のおっしゃる通りスプレーなどは危険極まりないと思います。
8x4で死にそうになった事が何度もあるので怖いです(T▽T;)