昨日寒かったので廃油を燃やしてみました。
メタノールを使わない方法で精製したのですがどうしてもススが出てちょっと頭痛になってしまいました(ノ_-。)
高純度のメタノールはなかなか手に入りにくいので難しいですが1度成功させた方法を書いておきます。
① ② ③ ④ ⑤
・①使用済みの天ぷら油
このペットボトルに入っている油は、実際に台所で使った天ぷら油です。
この天ぷら油から水分や天ぷらカスを取り除きます。
②天ぷら油とグリセリンを分離します
天ぷら油にメタノールを加え、燃料にはならないグリセリンを分離し
取り除きます。
下に沈んでいる黒い液体がグリセリンです。
③油をきれいにします
②でできた油に、水を加えて温め、不要物を水に溶かします。
下に沈んでいる白い液体は、不要物のアルカリメタノールが
溶け込んだ水です。
④さらにきれいにします
不要物を水に溶かす作業を繰り返し、油をさらにきれいにします。
下の水がきれいになってきたら、もうすぐ出来上がりです。
⑤燃料の完成
きれいで透き通った色の燃料の完成です。
最初の天ぷら油とどれくらい違うでしょうか?写真①と比べてみましょう。
こうなるとディーゼルエンジンを動かせます、排気ガスは毒性がかなり抑えられています。
天ぷらに似たニオイがしますね、確か京都では市バスに使われてると記憶しています。
ススの元凶はグリセリンと燃える芯です、昨日は使用済みの蚊取り線香の石綿を使用したのですが化学物質が残っていたのかもしれませんね。
ちゃんと洗ったつもりでしたけど油で洗ったのが間違いだった様です。
実用化にはもちろん新品を使いますけど・・・
外部の給湯の熱源としてはろ過だけで十分だと思います。
足湯、半身浴の熱源はこれで賄うつもりです。
これだけでも収入が得られるので廃油の活用は大事なんですね。