準引き金とその恐ろしさ | 化学物質過敏症 runのブログ

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準引き金とは私が作った言葉ですが曝露してもすぐ症状にならず長時間曝露、大量曝露した時に症状が出る物の事です。


QEESIで自己判断テストした時に5あたりに○をつけた物と言えば分かりやすいでしょうか?


症状は出るけど軽いので軽視しがちですが実は落とし穴があります。


テストで10に○をした物を避けていてもなかなか改善しない理由の1つと考えられます。


バケツ理論、バスタブ理論というのがあります。


コレは人には化学物質には許容範囲があり、受け入れた毒素より排出が少ないと許容範囲を超えて病気になるという理論です。


シックハウス症候群、化学物質過敏症共に自律神経が冒されます。


自律神経を冒すのは引き金だけではなく準引き金も冒して許容範囲を埋めていきます。


しかし反応しやすいのは引き金の方なのです。


引き金は分かりやすいので避けていれば改善するかと言うと違うと私は考えています。


中身が何であれバケツからあふれたら症状が出るし、ひどい場合は何でもダメ状態になります。


症状が出にくくするには準引き金の解毒も視野に入れるのが重要だと思います。


実はこの考えを持ったのは全く反対の事をしたからです。


解毒剤の無い有機溶剤にやられて意識がもうろうとしてる時にあえて有機リン解毒のパムを注射しました。


すると回復したのです、つまり自律神経から何であれ毒素を減らせば回復しやすくなり、症状も出にくくなるという結論を出し、今はそうそう大きな症状が出ない体になってきています。


準引き金を把握するのは難しいですが、コツコツと解毒してれば良い訳です。


全て避ける事はまず無理、QEESIを使いながら対策を考えるのが良策だと思います。