痛み11 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・ 重度の片頭痛発作(月経時片頭痛など)には、トリブタンに、鎮痛薬や非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)と併用すると良い。

 片頭痛は、軽度な頭痛から始まり、時間と共に頭痛が増強し、ピークを超えると、痛みが次第に減弱し、消失して行く。
 トリプタンなどの片頭痛の治療薬は、発作の早期の時期で、頭痛が軽度なうちに使用した方が、
良い(発作の痛みがピークにならずにやり過ごすことが可能)。
 点鼻液(イミグラン点鼻液20)は、錠剤に比して、使用タイミングによる影響を受け難く、頭痛
が始まってからのどの時期に投与しても、頭痛軽減効果がある(頭痛早期軽減率は、約0%)。

ミグラン点鼻液20は、片頭痛(前兆のない片頭痛、あるいは、前兆のある片頭痛)にのみに、保険適応が認められている。
 片頭痛の治療には、トリプタンとNSAIDsを併用することがある。

 女性の片頭痛患者は、月経に関連した片頭痛発作を、60~70%の人が体験している。
 月経に関連した片頭痛発作(月経関連片頭痛)は、持続時間が長く、再発し易かったり、重傷度
が高かったり、治療に抵抗性の傾向が見られる。

 悪心や嘔吐がひどく、薬を内服出来ない片頭痛患者には、イミグランキット皮下注3mg(スマトリプタンコハク酸塩注射液をシリンジに充填したキット製剤)を自己注射(皮下注射)する。

効果は、注射10分後から現れる(60分後には、93.9%の症例に有効)。

イミグランキット皮下注3mgは、片頭痛や群発頭痛発作の頭痛発現時に、通常、成人は、プタンとして1回3mgを皮下投与する

1日6mgを使用限度とする。イミグランキット皮下注3mgは、イミグラン錠内服後には、2時間以上あけて使用する。

イミグランキット皮下注3mgを使用後に、再度、イミグランキット皮下注3mgを注射したり、トリプタン製剤(イミグラン錠50)を内服したり、点鼻液(イミグラン点鼻液20)を使用したりするには、1時間以上、間隔を空ける。

イミグラン製剤を使用後に、他のトリプタン製剤やエルゴタミン製剤を使用する場合(あるいはその逆の場合)は、24時間以上、間隔を空ける:トリプタン製剤(5-HT1B/1D受容体作動薬)は、他のトリプタン製剤やエルゴタミン製剤とは、併用禁忌。
 イミグランキット皮下注3mgは、「前兆のない片頭痛」、「前兆のある片頭痛」、あるいは、「群
発頭痛」と確定診断が行われた患者のみが、使用可能。
 片頭痛は、他の頭痛を呈する疾患(例えば、くも膜下出血等の脳血管障害)などを鑑別し、除外
してから、トリプタンなどの治療を行う。


runより:偏頭痛でかなり長くなりましたが悩みを抱えてる女性が多いので難しい部分も掲載しました。