成人気管支喘息患者とゴキブリ特異IgE抗体との関連性の検討 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・一般演題
環境アレルギー・化学物質過敏症
座長:長谷川眞紀(国立病院機構相模原病院臨床研究センター)

176.成人気管支喘息患者とゴキブリ特異IgE抗体との関連性の検討

畑 秀治1) 瀧田好一郎1) 桑原和伸1) 伴 直昭2) 那須利憲1) 小林花神2) 廣瀬正裕1) 志賀 守1) 近藤りえ子1) 堀口高彦1)
藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院呼吸器内科1) 成田記念病院呼吸器科2)


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環境アレルゲンは,気管支喘息の発症や急性増悪の誘因として最も重要なものの一つである.

さらに現代社会おいては,室外だけでなく室内環境のアレルゲンが問題となってきている.

本邦では室内環境アレルゲンとして,ハウスダスト,ダニに対するアレルギーが多く,ゴキブリアレルギーの存在はあまり認識されておらず,気管支喘息との関連性に関する報告は少ない.

そこで本検討では成人気管支喘息患者とゴキブリ特異IgE抗体との関連性を検討した.

当施設に通院中の成人気管支喘息患者64例(男性30例,女性34例,平均年齢51.3歳)を対象にゴキブリ特異IgE抗体を測定した.64例中9例が抗体陽性であった.

また9例中7例にダニとの交差抗原性を認めた.

さらに症例数を増やして検討する.

第21回日本アレルギー学会春季臨床大会 2009年6月開催


runより:私がrunボーになるのはゴキブリアレルギーの可能性があるからです。