除去食物別の栄養指導の要点3 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・8.ピーナツアレルギー

学校給食で使用されたり、チョコレートなどの菓子類に含まれたりすることが多いため、誤食がないように注意する。
ピーナツ、樹木ナッツ類(クルミ、カシューナッツなど)、ごまなどをひとくくりにまとめて除去をしない。


9.そばアレルギー

そばと同じ茹で汁で茹でたうどんを避けるなど、コンタミネーション(混入)に注意する。


10.その他注意事項
食物由来でない食品添加物や、精製されている油脂(例 大豆油、ごま油など)、糖類は一般的に食物アレルギーの原因とはならない。
野菜や肉などのアクには、仮性アレルゲンと呼ばれる薬理活性物質(ヒスタミンなど)を含むものがある。

これが食品に多く含まれると、食物アレルギー症状に似た食物不耐症を起こすことがあるが、食物アレルギーとは異なる病態である。

このため、食物アレルギー患者がアクの強い食品全般を除去する必要はない。

料理の基本通りにアク抜きをすれば仮性アレルゲンが減り、不耐症を防ぐことができる。