思春期ぜん息、発作が起こったら・・・ | 化学物質過敏症 runのブログ

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化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・ぜん息などの情報館(一般の方)より
http://www.erca.go.jp/asthma2/
・思春期になると生活範囲がぐんと広がります。外で発作を起こしたときにどうしたらいいのか、きちんと知識をもっておきましょう。外での発作が引き金になり、ぜん息死が起こる確率も小児に比べて高くなっています。ぜん息は急に悪くなることがあるので、薬はいつも携帯し、対処できるようにしておきましょう。
一人暮らしの人や一人で行動しているときに発作が起こったら、保護者や家族に連絡したり、場合によっては救急車を要請したりして助けを求めましょう。

発作の目安と対処法

小発作

症状
呼吸困難があっても横になれ、日常生活が可能
軽いぜん鳴が聞こえる
ピークフローは予測値あるいは自己最良値の70~80%
対処法
まずは安静にします。
β2刺激薬を吸入し、改善したらそのまま家庭で様子を見ます。
悪化するようなら再度β2刺激薬を吸入し、改善しない場合は救急外来へ受診します。

中発作

症状
呼吸困難のため、横になれない
歩行や会話も困難
呼吸困難のために夜中に何度か目を覚ます
ぜん鳴がはっきり聞こえる
ピークフローは予測値あるいは自己最良値の50~70%
対処法
β2刺激薬を吸入します。
症状に改善がみられない場合、20~30分後に再度吸入します。
改善しない場合は救急外来を受診します。

大発作

症状
呼吸困難のため歩行や会話、食事、睡眠が困難となり、横にもなれない(起坐呼吸)
時に顔色、唇の色が悪くなる
ピークフローの測定も困難(測定できた場合、予測値あるいは自己最良値の50%以下)
対処法
β2刺激薬を吸入しながら、速やかに救急外来を受診します。

呼吸不全

症状
呼吸困難が高度な状態です
対処法
直ちに救急車を呼んで酸素吸入をしながら、設備の整った病院を受診します。