【内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)】 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・「出典」APEC 環境技術交流バーチャルセンター
http://www.apec-vc.or.jp/j/

・兵庫県立健康環境科学研究センター

外因性内分泌撹乱化学物質は,環境中から人間や野生生物の体内に取り込まれると内分泌系(ホルモン系)に影響を及ぼす化学物質であり、ホルモンの類似性から環境ホルモンとも俗称される。

ダイオキシンなど人間活動の過程で生じる非意図的生成物,有機合成原料,プラスチック可塑剤などの工業化学物質,農薬,合成ホルモンなどが内分泌撹乱化学物質と疑われている。
 この問題は,米国の動物学者であるT. コルボーンが中心となって、1991年に米ウィスコンシン州ウィングスプレッドで開催した国際会議において,研究者の間で認識されるようになった。

この会議を契機に,合成女性ホルモンDESによるヒトへの影響,化学物質による野生生物への影響,ヒト精子の量的質的変化,化学物質と乳ガン,化学物質による脳神経系への影響などの研究の流れが,内分泌撹乱化学物質の研究へと集中していった。
その後,この問題を扱ったコルボーンらによる啓蒙書『Our stolen future』の出版(1996年)で社会的関心が急速に高まり,国内でも,邦訳『奪われし未来』の発売などにより国民の不安感が広がった。

プラスチック食器などからの化学物質の溶出が社会問題になり,ピーク時の1998年当時には,1ヶ月間に150近くの関連記事が紙面をにぎわせた。


【家畜糞尿のメタン発酵処理と消化液の利活用】
嫌気性消化とバイオガス発電の組み合わせシステムは、家畜糞尿を廃棄物として処理するだけでなく、エネルギー(メタンガス)生産をカーボンニュートラルなバイオマスを利用して行うという点でも、注目されている。

つまり、地球温暖化対策の観点からも有効な処理法として開発が進められている。

このシステムに関する世界の現状をみると、ドイツが先行しており、発電能力は250MWを超える。

家畜糞尿のみならずタマネギ、ムギ、トウモロコシ等の茎、根菜類の根の残さ、植物性廃食用油、食品残さが原料として利用されている。

デンマークでは、バイオガス発電は3%で、エネルギー政策の重要な位置を占めており、生ごみ、下水汚泥など、多種類の原料を混入し、効率を上げている。

ヨーロッパでは、消化液については、ほとんど液肥として有効に利用されており、臭気は軽減され、粘度が低くなる点が評価されている。