【アレルギー性鼻炎の治療一般】 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典:耳鼻科50音辞典
http://homepage1.nifty.com/jibiaka50/index.htm

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【アレルギー性鼻炎の治療一般】
花粉症 QアンドAも参考にしてください。
まとめはアレルギー性鼻炎の治療のガイドラインから
治療はアレルギー性鼻炎 花粉症の治療(2002年版鼻アレルギー診察ガイドライン)
症状に応じてはアレルギー性鼻炎 アレルギー性鼻炎の治療のガイドラインから重症度に応じた花粉症の治療の選択へ
アレルギー性鼻炎 杉花粉症についてのまとめ(原稿 約400かける6-7枚にまとめたもの)
アレルギー鼻炎 杉花粉症について まとめ(原稿 約400字かける3-4枚にまとめたもの
花粉症 QアンドAに書いています。(ここまでは既に掲載してます)

大人子供を問わず、花粉症に代表される杉のアレルギー性鼻炎、もしくは年間を通してあるハウスダストなどのアレルギー性鼻炎についてまとめておきます。アレルギー性鼻炎には決定的な治療がないのが現状です。
アレルギー性鼻炎 1型アレルギーにどうして起こるかも書いています。

速効的な治療で副作用も少なくよく効き、かつ万人に適し、一回行ったら一生
出ないという治療がなかなかないようです。アレルギー性鼻炎は治るのでしょうか。 にあるように決定的な治療はありません。

人一人一人に、適している治療を経過見ながら行っています。

ですからこの季節、ひとりひとりを診察して経過をみながら、治療を変えていっています。原則を書いておきましょう。

原則は大人もお子さんも同じなのです。

1)まず症状を聞きいかにも花粉症と思われる場合もあるし、年間を通しての通年性アレルギーもありますが、これらも推測します。発作的なくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみ、ゼンソクのような症状、喉のイガイガ、鼻が痒い,耳が痒い、などさまざまです。

風邪症候群や風邪にかかりやすいも参考にしてください。

アレルギー性鼻炎や花粉症と皮膚炎、
アレルギー性外耳道炎、季節性の外耳炎(掻痒、かゆみ)、
アレルギー性鼻炎や、花粉症は全身的な対応が必要なども参考にしてください。
特に目が痒い、耳鼻科で出せる目薬はないのでしょうか・・・アレルギー性鼻炎 花粉症と点眼薬 あるいは年間を通じてのハウスダストアレルギーもあります。春の花粉の杉だけでなく、春以外の季節雑草のブタクサとかカモガヤなど沢山あります。

2)治療のまえにまず診察と検査です。
本当に花粉症か、鼻の中の状態を視診したり、症状を聞いたり、鼻水の中の好酸球を染色してみたり、皮内テストや血液などで原因物質を(抗原)調べることも大切です。 似たものに血中のアレルギーの指針のIgEを計測するなどさま
ざまです。
アレルギー物質を知る日常検査 アレルギー性鼻炎 RIST RAST アレルギー性鼻炎 抗体検査値段(3割負担者の場合) アレルギー性疾患と血液中好酸球検査も参考にしてください。
ただ皮内テストやスクラッチテストは、事前にアレルギー性鼻炎や風邪の薬など一部の薬を飲んでたら反応が出ないので、 検査の前はアレルギーの薬を一旦中断して来院ください。

3)ここから治療ですね。一般的な治療はまだ『これが絶対』というのがありません。
ですから患者さんがおおむね,満足でき,簡便で,副作用の少ない治療を選択しています。

アレルギー性鼻炎 日本の花粉症の主な原因植物と飛散時期 アレルギー性鼻炎、症状の前に早めに治療を も参考にしてください。

もし起こった場合ですがまず外来で鼻のネブライザーを行うことで、通院していただきながら一般としては『抗原をさけること』ですが、なかなか難しいので、薬物を家で併用していただいています。

しかしマスクや、とにかくよくうがいをするのも大切です。
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4)治療や薬の種類

アレルギー性鼻炎 アレルギー性鼻炎の治療のガイドラインから重症度に応じた花粉症の治療の選択がまとめられています。
(1)内服

1、発作をとめるために抗ヒスタミン剤の服用・・・アレルギー性鼻炎 抗ヒスタミン薬 これは発作の即効性をねらって使います。


2、持続的な抗アレルギー剤の服用・・アレルギー性鼻炎 抗アレルギー用剤
アレルギー性鼻炎 抗ヒスタミン薬の分類
アレルギー性鼻炎 ケミカルメディエーターの様々な働き
この抗アレルギー剤を、発作の起こる前から服用していただいたら(初期治療)かなり効果が あります。

アレルギー性鼻炎、症状の前に早めに治療を 


おもに2なら花粉症なら発作の出る前、杉なら花粉が飛び出すころから(つまり症状発現の少し前くらいから)杉なら1月下旬から2月上旬ごろから少しずつ服用してい
ただくと効力があり軽くすみます。アレルギー性鼻炎、症状の前に早めに治療を。
アレルギー性鼻炎 抗アレルギー用剤の分類の薬を参考にしてください。

ただこちらは効果が出るまで1よりは時間がかかります。ケミカルメディエーターやアレルギー性鼻炎 1型アレルギーも参考にしてください。

長期に飲む場合もありますが副作用は眠気などはあっても長期に飲むからと
いっての副作用が少ないから長期にわたって飲んで頂く方が子供さんでも大人でも多いようです。

アレルギー性鼻炎で眠気の少ない治療方法や
抗アレルギー剤を飲み続けても大丈夫でしょうかも参考にしてください。
また同じ症状でも個人によって薬と相性があって、効いたこともあれば効かないことも
あること。1回夜だけでもコントロール出来る人もあること。
2回のむことになってる抗アレルギー剤などでも1日1回でokとかありうること、
又個人差で1は眠気が出ることもあります。

またAさんに○○を出したらぴったり効いて、同じくBさんに同じ薬を出しても全然効果がないこともあります。

これは先生と相談して使いましょう。

はっきり眠気とか効果があるなしは先生に申告してください。

3 急性期に頓服のような形、あるいは数日のみステロイド入りのセレスタミンなど併用。あくまで頓服。

アレルギー性鼻炎とセレスタミン花粉症使用

4 漢方薬の併用(これで随分助かっています)私も今大体10種類近くは使い分けています。アレルギー性鼻炎と漢方治療

5 点鼻薬の併用。 これもいろいろあります。医師の指導下です。
これも何種類かあり,点鼻薬種類も参考にしてください。

A 副腎皮質ホルモンの入ったもの

B 抗アレルギー剤のもの

C 抗コリン剤のもの

D 粘膜収縮剤,血管収縮性(これはあまり連用するといけませんので必ず医師の指示で行ってください) BとCは長期にわたって予防的に使えます。わたしはB、CをベースにAを発作に使います。
アレルギー性鼻炎 市販点鼻薬(スプレー)の注意、点鼻薬種類点鼻薬と鼻づまりと薬剤性鼻炎も参考にしてください。

ただしDは花粉症に際しては関心しません。 離脱が難しく、この離脱については耳鼻科で相談ください。

特に市販の鼻スプレーにDが多いです。この1から5を組み合わせて使います。

6 減感作療法 抗原をずっと皮内注射していってアレルギーを出にくくする減感作療法もありますが長期にわたる通院を要します。

かなり根気を要します。
アレルギー性鼻炎と減感作療法も参考にしてください。

通年性アレルギーには効果もありますが、確かに減感作療法で治療するのが
本当の意味ではベストかも知れなないのですが、週に2回の数カ月に及ぶ通院の手間がかかります。
あるいは最近ものすごくこちらの地方で増えた、2つ以上は確実にある抗原(重複抗原)もあります。

たとえば数年前までは杉だけだったのに、2年前から秋のブタクサに反応を強くもつ人が急増してることで10年前くらいまでは行って効果があっても、最近なかなか効果をこちらの田舎では発揮せず、また通院される方も途中でやめてしまわれたりして今はなかなか行われる病院も少なくなっていますが、効果がある方はいます。


7 手術、アレルギー性鼻炎と手術療法(レーザー、凝固、下鼻甲介切除術などを比較していますを参考に。
それから視診で鼻詰まりの原因になってる鼻中隔湾曲や肥厚性鼻炎、鼻内手術 下甲介粘膜切除などはないかなど手術を要するものはそれを実施する場合もあります。最近では内視鏡を取り入れてきています。

ほかに電気凝固やレーザー治療などもあります。鼻の詰まりが酷い場合は手術適応についてもこれも相談されてください。

アレルギー性鼻炎でレーザー治療をする前にやアレルギー性鼻炎 炭酸ガスレーザー治療も参考にしてください。

確かに効果はあるようですが残念ながら,これもこの設備を持つ地方で地域差があります。炭酸ガスレーザーだけでなくKTPレーザーやYAGレーザー、また内視鏡手術とくみあわせたり今盛んです。

8 副鼻腔の炎症の合併結局今私の経験では『薬を飲んでも治らない』『薬だけでは治らない』方が増えてきてるのはアレルギー性鼻炎から慢性副鼻腔炎(ちくのうに移行される方が増えてきてるのでしょうか。

9 アレルギー性咽喉頭炎について。

鼻だけでおさまらない慢性咽喉頭炎の形をとることがあります。アレルギー性咽喉頭炎も参考にしてください。

10 副腎皮質ステロイド注射の危険性と副作用。特に耳鼻科以外で注射一本で治るという医療をしてるところがありますが良くお聞きください。これは副作用の関係などから耳鼻科としてはしては行けないものと思います。
アレルギー性鼻炎 副腎皮質ステロイド(副腎皮質ホルモン)注射まとめと副作用アレルギー性鼻炎 副腎皮質ステロイド注射と花粉症(質問とお答え集からその1) アレルギー性鼻炎 副腎皮質ステロイド注射と花粉症(質問とお答え集からその2も参考にしてください。
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5)妊娠、授乳についてもまた医師と薬などを相談ください。

6) 果肉掻痒症 これも最近多くなっています。 今までリンゴなどを食べてもなんともなかったのに杉花粉症になってから生リンゴで口が痒くなるなどです。改めて書いておきます。

7)、子供さんについては・・・子供さんにおいての注意も参考にしてください。

8)、鼻が極端に痒い・・・鼻炎の1症状かも知れません。あまりかき過ぎると
鼻のおでき(鼻せつ)や、鼻血(鼻血とアレルギー性鼻炎)にもなります。

9)目の症状の強い時は眼科、喘息症状などの場合は内科、皮膚症状のときは皮膚科へ受診。


以上簡単ですがご参考になさってください。

だいたいこれがアレルギー性鼻炎の一般的な治療です。

症状も少しずつ違うように今治療法も試行錯誤といってもいいかもしれません。

シーズンの終了はアレルギー性鼻炎 病院での花粉症の治療や薬はいつまで続けたらいい?を参考にしてください。

しかし大切なことは『ひとりひとり病状と治療が違う』ということ。

鼻炎に患者さんだけでなく治療側も難渋してること、治療法が多いということは決定打がないということも書いておきましょう。
花粉予報と、杉が飛びやすい天候や気象条件はあるのでしょうか・・・・
アレルギー性鼻炎 杉花粉症 杉が飛散しやすい天気などで一日の杉の飛散状況も知っておくことでしょう。