第1回厚生科学審議会委員会議事録3 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・○獅山化学物質管理課長  引き続きまして、環境省の石塚環境保健部長からごあいさつを賜ります。
○石塚環境保健部長  おはようございます。

環境保健部長の石塚でございます。環境省を代表いたしまして、私から第1回の会合に当たりましてごあいさつ申し上げたいと思います。
 委員の皆様方には、日ごろから環境保健行政の推進に当たりまして、格段のご高配を賜っていることにつきまして、この場をおかりし、厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 中央環境審議会におきましては、平成18年11月、環境大臣より「今後の化学物質環境対策の在り方について」諮問されたことを受けまして、環境保健部会に化学物質環境対策小委員会を設置し、産業構造審議会と合同でご審議をいただいてまいりました。

昨年8月、化学物質排出把握管理促進法の見直しに関する中間答申をいただきまして、今後はさらに化学物質審査規制法を中心に審議を行うべきとされたところでございます。
 化学物質審査規制法、いわゆる化審法につきましては、平成15年改正により、生態系への影響に着目した規制や暴露を考慮した新規化学物質の事前審査制度などが導入され、その際、法施行5年後に見直しを行うとの規定が設けられております。

平成21年がその見直しの時期となっておりまして、15年改正で導入されました措置を含め、法の施行状況をレビューし、必要な見直しについてご審議いただきたいと考えているところでございます。
 さらに、平成18年4月に策定されました第3次環境基本計画におきましては、今後の化学物質環境対策について、科学的なリスク評価、多様な手法を用いたリスク管理、リスクコミュニケーションの推進、国際調和・国際協力という基本的な方向が示されているところであります。

こうした基本的な方向に沿って、欧州の新たな化学物質規制でありますREACH規則、北米その他の各国の取り組みなどの国際的な動向を踏まえ、我が国の産業界や消費者のニーズに対応した化学物質審査規制制度の望ましいあり方について、活発なご審議をいただきたいと考えているところでございます。
 今般のご審議は、厚生科学審議会及び産業構造審議会の関係委員会と合同で進めていただくこととしております。

当省といたしましても、ご審議を踏まえ、関係各省とも十分連携を図りながら、化学物質審査規制法の見直しを進めてまいりたいと考えておりますので、何とぞよろしくご審議のほどお願い申し上げる次第でございます。
○獅山化学物質管理課長  次に、本委員会の出席委員の紹介をさせていただくところではございますが、本日は多数の方が出席されておられますことから、時間の都合上、お手元に配付させていただきました座席表と委員名簿をご参照いただければと思います。
なお、事務局の紹介も省略させていただきます。
 カメラの撮影はここまでとさせていただきますので、ご退出をお願いいたします。
 続きまして、資料の確認をさせていただきます。お手元に配付しております資料の中にクリップどめのものがあります。それを開いていただきまして、資料1として「委員名簿」、資料2として「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の見直しに係る審議について(案)」、資料3として「化審法を巡る国内動向」、資料4として「化学物質管理に係る国際的な動向」、一枚紙ですが資料5として「化学物質の審査・管理の在り方に関する今後の検討課題(案)」、あと参考資料として3点でございます。

産業構造審議会の中間とりまとめ、中央環境審議会、産業構造審議会の合同会合の中間とりまとめ、そして参考資料3として第2回化学物質環境対策小委員会の配付資料がございます。
もしも抜けているもの等ありましたら、事務局にお知らせ願えればと思います。
 本日は、厚生科学審議会化学物質制度改正検討部会化学物質審査規制制度の見直しに関する専門委員会と、産業構造審議会化学・バイオ部会化学物質管理企画小委員会については第1回の会合となるため、最初にそれぞれの委員会の委員長の選出手続をとらせていただきます。
 なお、ご就任いただきましたそれぞれの委員長には、ただいまからその設置について3省からご説明いたしますワーキンググループ・分科会の座長及び分科会長を兼務していただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、まず厚生科学審議会化学物質制度改正検討部会化学物質審査規制制度の見直しに関する専門委員会の手続等について、ご説明させていただきます。

厚生労働省からよろしくお願いいたします。