・「茶のしずく110番」NHK放映の波紋(5)~被害者の声
2011年8月22日 07:00
このほど、「茶のしずく石鹸被害救済東京弁護団」のホームページが正式に開設された。
同ホームページには、8月1日から2日にかけて被害者向けのホットライン「茶のしずく石鹸アレルギー被害110番」を実施したことや、被害の大きさに比べて情報が少ないこと、さらに悠香の不十分な対応などについて述べてある。
さらに、お茶石けん『茶のしずく』の使用中止の呼びかけ、悠香の見舞金を受け取った場合に損害賠償ができなくなる恐れがある、などの注意書きが記されている。
福岡市内のある女性は、友人グループの代表が大量購入した石けんを小分けしてもらっていた。
8月1日に放映されたNHKの朝番組もまともには観ておらず、かえって中途半端な報道から得た誤った知識で行動してきたという。
この女性は、グループの代表に届けられた回収DMの存在も知らず、シルク成分に切り替えられた新しい『茶のしずく』が有害だと勘違いし、古い『茶のしずく』を使い続けていた。
このような誤った行動をとっている『茶のしずく』の利用者がほかにも大勢いるものと思われる。
女性の子どもらは、「どうして悠香は(ガス器具販売メーカーの)パロマのように大々的な告知を行なわないのか!」と憤慨していた。
【田代 宏】
runより:広告は業者の一方的な謳い文句ばかりです。
本当に良い物を売っているメーカーほど規模が小さいのには嘆くばかりです。