大学病院、クリニック、精神病院の差異 | 化学物質過敏症 runのブログ

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化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・「出典」Dr林のこころと脳の相談室
http://kokoro.squares.net/index.html


・それぞれの一般的特徴(○は長所、×は欠点)をあげてみます。
● 大学病院
○ ・・・医師が多いため幅広い対応ができる。専門家がそろっている。

医学の進歩に遅れることは少ない。

身体面の検査や治療が必要な場合は強い。
× ・・・混んでいて待ち時間が長い。

医師は多いがあたりはずれも大きい。

医師の交代も多い。

専門家がいても自分を担当してくれるかどうかわからない。

大きな組織のため融通がきかない。

重症な場合はかえって入院できないことが多い。
● クリニック(診療所)
○・・・診療が丁寧である (クリニックの医師の仕事は外来診療がメインである。
大学病院などでは外来診療のほかにも仕事が多いのが普通) 。

地域に密着しておりきめ細かい対応が可能。
× ・・・身体面の検査はあまり行えない。

入院が必要になった時に対応がむずかしい。
● 精神病院
○・・・実践的な、真の意味での専門家がいる。

外来から入院まであらゆる対応が可能。
× ・・・暗いイメージがある。身体面の検査はあまり充実していない。


上にあげたのはあくまでも一般的特徴です。

一番知りたいのはあなたがかかろうと思っている病院の特徴は何か、ということだと思いますが、残念ながらこれを知ることはなかなかむずかしいものです。ただ言えることは大学とかクリニックとか精神病院といった分類にあまりとらわれない方がいいということです。

精神科の診療は医師と患者さんの人間関係という側面が強いので、設備などはあまり大きな意味はありません。

結局、受診という観点からは、大学・クリニック・精神病院の違いは「いちがいには言えない」という結論になります。