シックハウス症候群総合7 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・シックハウス症候群を病院で診断・検査
シックハウスかな?と思ったら、病院を受診しましょう。
…と言っても、シックハウスを診断できる病院が少ないのが実情です。
また、何科を受診したら良いのかわからない人も多いとか。


シックハウスを診断できる病院シックハウス症候群は悪化すると化学物質過敏症となってしまうため、早めの対処が大切です。
しかし、シックハウス症候群を診断できる病院がわずかであるのが実情です。
近隣にシックハウスを診断できる病院(アレルギー科・内科)がある場合は、早めに診断しましょう。

シックハウスを診断できない病院でも、シックハウスの知識のある医師がいる場合は、症状を緩和させる薬を処方してくれる場合もあります。
実際に病院へ行く前に、シックハウス症候群の受診について問い合わせてから行くと良いでしょう。
また、近くに診てもらえる病院が見つけられなかった場合には、相談機関や相談窓口に相談すると、病院に関するアドバイスをもらえる場合もあります。

体調不良の原因がわからず、リフォームや新築、改築、白アリ駆除、新品家具の購入などの時期に体調不良が現れた場合には、シックハウスを疑って、きちんとシックハウスを診断できる病院を受診するようにしましょう。

シックハウス症候群の検査とは?

シックハウス症候群の検査には、眼球運動検査や呼吸機能検査、瞳孔反射検査、気道過敏性検査などがあり、化学物質負荷検査や心理テストを行う場合もあります。

シックハウス症候群の治療は保険が適応される?

シックハウス症候群の治療は平成16年度に保険の適応となりました。
シックハウスが悪化して化学物質過敏症になってしまっていても、保険が適応されます。(化学物質過敏症は平成21年10月から保険の対象となりました。)

しかし、化学物質負荷検査などの検査に関しては、保険が適応とならないものもあります。

シックハウス症候群はどんな治療をするの!?

シックハウスの治療には、体に現れている症状を改善する方法と、原因となる化学物質を住宅からなくす方法などを同時に行っていきます。
つまり、体に入ってしまった化学物質を排出すること、住んでいる環境から化学物質を取り除くことを行っていくのです。

体の中から化学物質を排除する代謝をアップさせるために、軽い運動(ウォーキングなど)を行い、半身浴を行うのが一般的です。
また、サウナに入って汗をかくのも有効です。
それに加えて、代謝を改善するタウリン、解毒作用のあるタオチン、ビタミンC製剤のアスコルビン酸、ビタミンB複合剤であるノイロビタンなどを服用します。
ビタミンは解毒作用や抗酸化作用、代謝を回復させる作用があるので、薬物治療に用いられることが多いです。