地熱発電3 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・地熱発電の現状

地熱開発は、平成になってから約31万kwの開発が行われ、それまでの22万kwの開発と合わせると約53万kwを超える電源となり、ようやく本格的導入段階を迎えています。

また、近年、天然の熱水や蒸気が乏しくても、地下に高温の岩体が存在する箇所を水圧破砕し、水を送り込んで蒸気や熱水を得る高温岩体発電(hot dry rock geothermal power:HDR)の技術も開発されています。

地熱利用の機会を拡大する技術として期待されている。

地熱発電所既設一覧 (※自家用発電)


 発電所名        
事業者名  所在地 発電出力(kw)  運開年月
 森地熱発電所  北海道電力(株)道南地熱エネルギー(株) 北海道森町  50,000   昭和57年11月
 ※大沼地熱発電所  三菱マテリアル(株) 秋田県鹿角市 9,500   昭和49年6月
澄川地熱発電所  東北電力(株) 三菱マテリアル(株) 秋田県鹿角市 50,000   平成7年3月
※松川地熱発電所  日本重化学工業(株) 岩手県松尾村 23,500   昭和41年10月 葛根田地熱発電所1号  東北電力(株)日本重化学工業(株) 岩手県雫石町 50,000   昭和53年5月
葛根田地熱発電所2号  東北電力(株)東北地熱エネルギー(株) 岩手県雫石町 30,000   平成8年3月
上の岱地熱発電所  東北電力(株) 秋田地熱エネルギー(株) 秋田県湯沢市 28,800   平成6年3月
鬼首地熱発電所  電源開発(株) 宮城県鳴子町 12,500   昭和50年3月

柳津西山地熱発電所  東北電力(株)
奥会津地熱(株) 福島県柳津町 65,000   平成7年5月  八丈島地熱発電所  東京電力(株) 東京都八丈島 3,300   平成11年3月  

※岳の湯地熱発電所  廣瀬商事(株) 熊本県小国町 105   平成3年10月
※杉乃井地熱発電所  (株)杉乃井ホテル 大分県別府市 3,000   昭和56年3月
滝上地熱発電所  九州電力(株)出光大分地熱(株) 大分県九重町 25,000   平成8年11月
大岳地熱発電所  九州電力(株) 大分県九重町 12,500   昭和42年8月
八丁原地熱発電所1号  九州電力(株) 大分県九重町 55,000   昭和52年6月
八丁原地熱発電所2号  九州電力(株) 大分県九重町 55,000   平成2年6月 ※九重地熱発電所  九重観光ホテル 大分県九重町 900   平成10年4月
大霧地熱発電所  九州電力(株)日鉄鹿児島地熱(株) 鹿児島県牧園町 30,000   平成8年3月
※霧島国際ホテル地熱発電所  大和紡観光(株) 鹿児島県牧園町 100   昭和59年2月 山川地熱発電所  九州電力(株)

九州地熱(株) 鹿児島県山川町 30,000   平成7年3月

地熱水の多目的利用

地熱資源は、発電とそのほかの多くの目的に共同利用できるのが特徴の一つです。

地下から蒸気を取り出すと、蒸気のほかにその何倍もの量の熱水が出てきます。

この熱水の温度は、100℃以上ありますが蒸気発電には使用できないため、還元井により地下に戻されています。
地熱発電所のある市町村の多くでは、この熱水のもつエネルギーの有効利用を図るため、河川水と熱交換して造成熱水をつくり近くの地域へ供給し、地域開発に役立てています。


runより:日本は世界一の地熱発電技術を持ってます。

活用しない理由が分からない・・・