ガソリン車にはバイオエタノール
ガソリンの代替燃料として実用化されているのがエタノール。
単純に言えば酒造と同じ植物資源を発酵、蒸留で製造されるエタノールだが、将来的には廃棄物を原料にすることが求められています。
アメリカとブラジルが世界のエタノール市場の支配的地位にあり、アメリカは トウモロコシ由来エタノール、ブラジルはサトウキビ由来エタノールを中心に生産しています。
環境省は沖縄県宮古島で、サトウキビの精糖後に残った廃糖蜜を利用した実証実験を行っている。
アメリカではトウモロコシからエタノールを生産し、残渣を家畜の飼料にという試みも行われている。
エタノールは混合比により「E-85」(エタノールを85%含有する燃料)とか「E-10」(エタノールを10%含有する燃料)と表示されている。
2008年のアメリカのエタノール生産量は約3500万キロリットルで、世界の生産量 の53%を占めています。
ブラジルは、2008年に2420万キロリットルのエタノールを生産し、世界の生産量の 約36%を占めています。
日本ではプリウスなどハイブリット車の発達で「環境対応車」が進んでいるので、このバイオ燃料の分野では立ち後れが目立っています。
runより:あ、宮古島の事が書いてある(;^_^A
アントニオ猪木が昔ブラジルでサトウキビの精糖後に残った糟(カス)を燃やして発電しようとしたが失敗・・・タバスコを日本に持ち込んだり猪木は先見の明があったと思います。