電流のあるところには低周波電磁場がある2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・◆電気の3変数
電気を特徴づける物理変数は3個ある。
:電流
これは単位アンペアで計測され、導体中を通過する電気の量を表示する。水流の類推を用いるならば、電流は単位時間内の流量に相当する。

流量が大きいことが、電流が大きいことにあたる。

家庭では配電盤のヒューズが、電流を10 か16 アンペアに制限している。

最大の高圧電線は2500 アンペアまで流すよう設計されている。

:電圧
これは単位ボルトで計測される。

水道の類推に戻ると、これは、蛇口が閉められて水が流れていないときにも依然として存在している、水圧に相当する。それと同様に、たとえば卓上電灯のそばの、通電された導線は、電灯が消灯されて電気が流れていなくても「いきて」いる。

一般用電池の電圧は1.5から12ボルトである。

家庭の本線供給は230ボルトであり、高圧送電線には42000ボルトまで流せる。
:周波数
これは1秒あたりの振動回数を示しており、単位ヘルツ(/秒)で計測される。周波数は交流電流でのみ意味をもつ。

たとえば電池では、正極と負極が決まっている。

そういうものは、いつも同じ方向に流れる直流電流を供給する。

それに対して、交流電流では流の方向が変わる。

家庭の電気では周波数は50ヘルツである。そして電流と電圧が送電網の各段階で変化するのに対して、発電所から本線ソケットにいたるまで、周波数はいつも一定である。