東電や保安院に「大変遺憾」と枝野長官2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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■枝野長官とニコニコ動画記者(七尾功)とのやりとり


七尾記者: 昨日、東京電力が福島第1原発に10メートルを超える津波が押し寄せる可能性があることを把握し、3月7日時点で保安院に報告をしていたことがわかりました。

東電はこれまで津波に関して「想定外」だと言っておりましたがこれで想定外ではなかったという事実が明らかになったわけですが、この事実を東電は今まで公表しておりませんでした。

3月7日時点の東電の報告の内容につい政府は知っていったのか。こうした事実を保安院がこれまで公表していなかった点についてご見解をおきかせください。


枝野官房長官: 事故調査・検証委員会の調査の過程で今ご指摘いただいたようなことを東京電力や保安院が認識をしていたということが明らかになった、という報告を受けております。

事前に大規模な津波の到来の可能性を特に東京電力は2008年に認識をしていたというふうに聞いておりますので、そこからであれば十分に対応する時間的余裕が今回の地震に対してあったわけでもあります。

という意味ではそうしたことを認識しながら対応できていなかったことは大変遺憾であると思っておりますし、また事故調査・検証委員会の調査の過程で明らかになったというのは一面では委員会の皆さんにしっかりと役割を果たしていただいているということだというふうに思います。

まさに事前に予測ができたのか、できなかったのか。

 私は国会等の過去の審議等を踏まえれば、当然予測しなければいけなかったことであるということを申し上げてきておりましたが、予測を直接している情報が保安院にあったということがこうした調査を踏まえないと出てこなかったということも合わせて大変遺憾なことだというふうに思っております。

引き続き事故調査・検証委員会の皆さんには、これまで明らかになっていない事実関係について、できるだけ広範かつ詳細に検証していただくことを期待したいと思っております。


七尾記者: 保安院についてではいかがでしょうか。


枝野官房長官: それも申し上げましたように大変遺憾なことでございます。

どういった過程でどこで止まっていたのかとということを含めて、本質的には事故調査・検証委員会の皆さんに調査・検証していただくのかなというふうに思っておりますが、まずは内部的にも、内閣としてもしっかり検証したいというふうに思います。

runより:東電には呆れてもはや声も出ない・・・