東日本大震災情報の緊急要望第二弾2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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★塩ビ工業会の責任逃れの食塩説
嘗て、ゴミ焼却場からのダイオキシン排出が社会的問題になったとき、日常生活でく使用されている合成樹脂(プラスチック)なかでも塩ビがその発生源として指摘され、塩ビ製品の不買運動などが起こりました。それに対抗する形で、塩ビ工業界が、パラフィン他の可燃物と食塩を混ぜて加熱した結果ダイオキシンが発生したという塩ビ工業・環境協会の実験を基にダイオキシン原因食塩説を唱えたのです。
この実験は、湿気があれば食塩と接しているだけで食塩から塩化水素を発生させる
活性白土*という物質に付着させた(混ぜた)食塩と新聞紙やポリエチレンを混合して燃やしたところ、塩化水素、ダイオキシンが発生したというものです。
  
*活性白土:天然の酸性白土を酸で加熱処理して製造し、イオン交換作用-食塩のナトリウムイオンを取り込み、白土にある水素イオンと交換―の強い粘土の一種。

 ★巧妙なトリックに騙された行政
活性白土を混ぜた食塩を用いたことが一般には伝えられて(知らされて)居らず、食塩と可燃物とを混ぜて燃やせば塩化水素やダイオキシンが発生するということだけが伝えられ、それを真に受けた(受けている)のが厚生労働省や環境省です。
予め密かに活性白土を食塩に混ぜておいて、いかにも食塩と他の可燃物との混焼で塩化水素やダイオキシンが発生するかのように見せかけ、処理困難な塩ビ廃棄物の生産者として社会的責任を問われることから逃れるために仕掛けたトリックです。
このトリックを見抜けずに、未だに食塩と可燃物を混ぜて燃やせば塩化水素が発生すると信じ込まされているのが厚生労働省や環境省です。
活性白土に付着させない食塩だけと可燃物を混ぜたものとを加熱しても塩化水素が発生しないことは、別紙(下の解説参照)に示した通りです。