私は物事に対して自分や他人を引き合いに出すのはイヤなんですが・・・
それでもあえて書こうと思います。
発端はとあるブログの友人である人が何人にも「死ぬ死ぬ」と駄々をこねられた事です。
ブログ主は闘病者、それも特定疾患です。
この人は強くて優しくて弱い。
けど弱い所もさらけ出したり、何もせず耐えたりしてます。
しかし優しいからと「死ぬ」を武器にして言う人が多数いたようで・・・
とうとう爆発して「自分が死んでどれだけの事か思い知らせてやる」と言うまで追い込まれてしまいました。
うつ病の人は他人に「死ぬ」なんてほぼ言いません。
私は「死ぬ」という言葉を武器にして自分の欲求を満たそうとする人は大嫌いです。
もちろん「本物」の人も存在します。自殺者の数が増えてます。
ですが、ねこさんの話をするので読んで頂きたい。
ねこさんは女性です。
化学物質過敏症、電磁波過敏症、低周波過敏症、薬物過敏症で全て重症です。
もう30年闘っているのです。それも未知の病気と・・・
ある日「死にたい」と電話が来ました。
「やれる事をやりつくしてから死のうよ、今は生きようよ」
その言葉に「生きたい!」と泣きながらも答えてくれました。
私はブログで募金を募る決意をしたのはねこさんが生活保護を不当に打ち切られたからです。
今までねこさんはたくさんの人に騙されたと言います。
私もなかなか信用してもらえませんでした。
しかし根気良く私は寄付すると言い続けました。
ねこさんがSOSしたのは保護を切られてから3ヶ月目でした。
生活保護なんて10万ちょっとです。
それで3ヶ月我慢した事自体驚愕です。
本当は寄付はダメですが「お見舞い」として送金しました。
そして「ねこさん救済募金」を設立したのです。
皆様の善意と私のお見舞いの総額は5万円弱です。
彼女は去年の12月からの収入はこれだけです。
想像を絶する事だと思いませんか?
それから6ヶ月余り・・・やっと住めそうな土地を見つけたようです。
今月の半ばには生活保護の可否が出るでしょう。
是非とも受けてほしい・・・私ですら想像を絶する闘いを経てやっと見つけた所。
北海道の真冬の寒さを1台の電気ストーブ、毛布、犬の体温で乗り切った。
症状に苦しみながら北海道で探し回った。
動くのもツライはずなのに・・・居場所を追い出されもした。
しかし・・・ねこさんは諦めなかった。
頑張りが実を結ぼうとしています。
さて、「死ぬ」を平気で使う方・・・少しはねこさんのバイタリティを見習え!
ねこさんの病気を研究している私の意見はねこさんに比べたら屁も同然だ!
死ぬならやれる事をやりつくしてからでも出きる。
そう思います・・・
「本物」の方へ・・・死ぬ人は短絡的な死に方をします。
安楽死を徹底的に勉強してからでも遅くないと思います。
そして実行しない。
勉強が癒しになったりするもんです。
私は5通りは知ってますが絶対に誰にも言いません。
知る事で自己満足してたからです。
最後にもう一度・・・ねこさんを見習ってくださいm(_ _"m)ペコリ