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・■トイレ用消臭剤
 「トイレその後に」の小林製薬は、"あったらいいな"という商品をいろいろ出しています。

でも、"あったらいいな"は、"なくてもいいよ"なのです。

「ブルーレットおくだけ」は、飛行機の、水を循環して使っているトイレ排水の色から思いついたそうですが、そもそも普通のトイレは、必要もないし、水に色がついたら便の色が確認できません。

トイレ用消臭剤はLPガスが入っていて危険だし、過敏症の原因にもなります。2000年の国民生活センターの商品テストでは、TVOCが暫定基準値を越えました。

便は臭いのはしょうがないのであって、換気扇か窓で換気すればいいものです。

 シックハウス原因物質に対する指針値は、これ以下だと発症しないだろうという推測の値です。

原因を断つのが一番で、もともと不必要な製品をお金を払って買って、室内に化学物質を撒き散らし、シックハウス症候群の原因を作るのは不合理なことです。

CMに惑わされないで必要なものだけを買うようにしましょう。

■化学物質は免疫を害する
 アレルギーはからだを守る反応として出ます。ディーゼルのトラックが多い国道沿いに住んで喘息になった経験がありますが、引っ越したら治りました。ディーゼル排ガスは発がん性があります。

それを体外に排出しようとする、あるいは警告を発するのが喘息です。花粉症も花粉にディーゼル排ガスが加わって発症します。

動物実験でも、花粉だけでは花粉症にならず、ディーゼル排ガスといっしょだとなります。

化学物質により免疫がおかしくなって過剰反応し、花粉に反応するというところが本当でしょう。

除菌消臭スプレーも、毎日吸っていれば免疫がおかしくなり、アレルギーがおこる可能性があります。

 人体は細菌の巣窟で、腸内、口の中、皮膚の表面にもたくさん細菌が住み着いています。

その菌と免疫がバランスを保っていて、共生関係にあります。

空気中の菌をなくすと体が菌に反応しなくていい状態になるから、免疫バランスもおかしくなると考えられます。

 パナソニックがナノイー発生器を、シャープがプラズマクラスターイオンを出す空気清浄機を売り出していますが、菌は減るかもれしないが、かえって危険だと思います。

人体は、周辺の微生物との微妙なバランスの上に成り立っています。

ちょっと免疫が弱まっただけで風邪をひいたり、日和見感染症といって、人体にすみついている菌が、免疫が下がると増えて、カリニ肺炎、カンジダ症が発症します。

無菌化すると免疫が低下して、こういう病気が増える可能性があります。