壁のトルエンを中和できるか? | 化学物質過敏症 runのブログ

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結論から言います。無理です。

中和の意味として異なる性質を持った物質同士が交わって互いの性質をけしあうこと。相殺。
とありますがそれが出来たら解毒剤も出きるんです。

しかし有機溶剤に解毒剤はありません。

では他の方法は?まずはトルエンの性質を調べてみました。

・wikipediaより
化学的性質 [編集]

トルエンは通常の芳香族炭化水素と同様に芳香族求電子置換反応の基質となる。

メチル基の存在により、ベンゼンの約25倍の反応性を持っている。

トルエンは穏やかなスルホン化によりp-トルエンスルホン酸を生成する。

また酸化鉄(III)の存在下、塩素により塩素化反応を起こし、オルト・パラアイソマーのクロロトルエンを生成する。

ニトロ化ではオルト・パラアイソマーのニトロトルエンを生成するが、加熱することでジニトロトルエン、最終的には爆発性のトリニトロトルエン (TNT) を生成する。

ハロゲン化反応はフリーラジカル条件下でも進行し、そのときハロゲンはメチル基に入る。

例えばトルエン中にNBSとAIBNを加え加熱すると、臭化ベンジルが生成する。

トルエンのメチル基も他の反応試剤により酸化反応が進行する。

トルエンは酸化により反応中間体であるベンジルカチオンを生じさせ、続く水との反応によりベンジルアルコールを生成することができる。

生じたベンジルアルコールはさらに酸化されベンズアルデヒドさらには安息香酸となる。またトルエンは過マンガン酸カリウムにより安息香酸を生成するが、その一方でクロム酸化によりベンズアルデヒドを生成する。

トルエンの触媒的水素化はその芳香族性のため進行しにくいが、高圧の水素添加によりメチルシクロヘキサンを生成する。

毒性と代謝 [編集]

トルエン蒸気の吸入には中毒性があり、強い吐き気を催す。

長期にわたり繰り返し吸入を続けた場合、回復不能の脳障害を負うことが確認されている。

トルエンは液体からの蒸気吸入だけではなく土壌汚染、地下水汚染等により経皮・経口で体内に入る可能性がある。

また、塗料や樹脂などの建材の溶剤として用いられたトルエンが室内に放出されることがあり、シックハウス症候群の原因物質のひとつであるといわれている。また排気ガス等へも含まれている。

トルエンの毒性は代謝によりその大部分が説明される。

トルエンは水への溶解度が低いため、汗や尿といった通常の経路ではトルエンを排出することができない。

このため代謝により別の物質になる必要がある。

トルエンのメチル基は芳香環部分と比較して酸化されやすく、シトクロムP450により酸化される。

そのためトルエンの95%は酸化されてベンジルアルコールとなる。

この代謝経路では残りの5%が環が酸化されたエポキシドとして残留する。

このエポキシドの大部分はグルタチオンと複合体を形成するが、細胞に対する深刻な毒性は避けられない。
トルエンが酸化されて生じたベンジルアルコールはアルコールデヒドロゲナーゼによりさらに酸化され、安息香酸や馬尿酸として主に排出される。


以上ですがこれは・・・何に変化してもVOCになってしまう・・・。

1つだけ光明があるとすれば酸化されてベンジルアルコールとなると少し水溶する。ピリカレが有効かも。

エポキシドとタチオンが複合体になるならタチオン噴霧もムダではないと考えられます。

酸化したら重曹が有効。

つまり・・・酸化を促進させて重曹で中和。これなら出きるかもしれない。

実験の必要がありそうだ・・・