性同一性障害 | 化学物質過敏症 runのブログ

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wikipediaより
性同一性障害(せいどういつせいしょうがい、Gender Identity Disorder, GID)とは、『生物学的性別(sex)と性の自己意識(gender identity、性自認)とが一致しないために、自らの生物学的性別に持続的な違和感を持ち、自己意識に一致する性を求め、時には生物学的性別を己れの性の自己意識に近づけるために性の適合を望むことさえある状態』[1]をいう医学的な疾患名。

概して、簡潔に「心と身体の性が一致しない状態」などのように説明されることも多い。

この場合の「心」とは、性指向は関係なく性自認のみを指すものであるが、しばしば混同を招くため留意が必要である。

同性愛、性的嗜好としての異性装などとは異なる
概念 [編集] 定義 [編集]

日本の性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律では、同法における「性同一性障害者」の定義を、『生物学的には性別が明らかであるにもかかわらず、心理的にはそれとは別の性別(以下「他の性別」という。)であるとの持続的な確信を持ち、かつ、自己を身体的及び社会的に他の性別に適合させようとする意思を有する者であって、そのことについてその診断を的確に行うために必要な知識及び経験を有する二人以上の医師の一般に認められている医学的知見に基づき行う診断が一致しているものをいう。』[2]としている。

日本における性同一性障害の診断と治療の指針である日本精神神経学会「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン (第3版)」[3]において、『性同一性障害は精神病者ではない』とある。

MtFとFtM
生物学的性別が男性で、性の自己意識が女性である事例を「MtF」(エムティーエフ、Male to Female)、生物学的性別が女性で、性の自己意識が男性である事例を「FtM」(エフティーエム、Female to Male)と表記する用語がある。
性同一性 [編集]性同一性(性の同一性、性別のアイデンティティー)とは、医学界における「gender identity」への伝統的な訳語であり[4]、「自己の性別としての持続的な意識」という意味をもつ。

人々のうち大多数の者の性同一性は、生物学的性別と一致する。身体が男性で心は男性、身体が女性で心は女性である。

人々のうち性同一性障害を抱える者の性同一性は、生物学的性別と一致しない。身体が男性で心は女性、身体が女性で心は男性である。

この「同一」とは、「心の性と身体の性が同一」という意味ではなく、アイデンティティー(同一性)、「環境や時間にかかわらず等しく変わらない個の性質」という意味においての「同一性」である。

「性同一性」は、他の表現による「性の自己意識」「性の自己認知」「ジェンダー・アイデンティティ」「自己の性意識」「心の性」「性自認」とほぼ同義である[5][6]。

このうちの「心の性」や、また「気持ちは男性・女性」との表現は一般によく使われるが、「心」「気持ち」という語は意味内容が極めて広いため、他の概念をも包含して混同を生じやすく、また「性同一性障害は気持ちや精神の問題」などの誤解を生むおそれもある。

ただ、わかりやすさや言いやすさを優先して便宜上「心は男性」「気持ちは女性」などの表現は広く用いられている。