硫酸アルミニウム | 化学物質過敏症 runのブログ

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・wikipediaより
硫酸アルミニウム(りゅうさんアルミニウム、Aluminum sulfate)はアルミニウムの硫酸塩で、化学式 Al2(SO4)3•16H2O で表される無機化合物。

比重1.96の無色の針状結晶。熱すると泡をだして結晶水を失い無水塩 Al2(SO4)3 (比重2.71)となる。水に可溶。

皮なめし剤、媒染剤、レーキ顔料の製造、製紙用定着剤、水の浄化(凝集剤)、医薬(収斂剤)などに広く用いられている。

工業的にはボーキサイト、粘土などを硫酸で処理してから不純物を除いて作る。

鉄イオンを含まない高純度品は精製水酸化アルミニウムを硫酸に溶解させて製造する。

水溶液から結晶化する際-19—95℃で16水和物が得られるが、他にも27、18、10、6水和物も知られている。
単にミョウバンといった場合、硫酸カリウムアルミニウム12水和物 AlK(SO4)2・12H2O を示すことが多いが、このほかにも鉄ミョウバン、アンモニウム鉄ミョウバンなどがあり、混同を避けるためにしばしばカリミョウバンまたはカリウムミョウバンと呼ばれる。

特に、カリミョウバンの無水物を焼きミョウバンといい、食品添加物として乾物屋などで販売している。

用途 [編集]
クロムミョウバン
CrK(SO4)2・12H2O染色剤や防水剤、消火剤、皮なめし剤、沈殿剤などの用途があり、古代ローマ時代から使われてきた。

上質の井戸がない場合、質の悪い水にミョウバンを入れて不純物を沈殿させて飲用に使うこともあった。

また、腋の制汗・防臭剤としても使用されていた。天然のミョウバンは白礬(はくばん)とも呼ばれ、その収斂作用、殺菌作用から、洗眼、含嗽に用いられることがあった。

甘露煮などを作る際に、細胞膜と結合して不溶化することで煮崩れを防ぎ、またナスの漬物では色素であるアントシアニンの色を安定化して、紫色を保つ働きがある。ウニ(雲丹)の加工時の型崩れ防止・保存のための添加物としても使用される。

多量に用いるとミョウバン独特の苦みを呈する。

温度の変化により溶解度が大きく変わる性質があり、溶解度曲線や単結晶生成の化学実験によく使用される。

写真現像の定着処理液で硬膜処理剤としてミョウバンが用いられる。

とくにフィルム感光面の長寿命化が要求される場合にクロムミョウバンを用いて定着処理の後に超硬膜処理をする場合がある。

日本画で滲みを防ぐためにミョウバンと膠の混合液である「礬水(どうさ)」が使われる。


*バナナの房の切り口の黒変防止に使用する場合に限る